編集部ブログ

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2021.08.16

新型コロナの飲み薬を塩野義製薬が開発中(最新医療15)

製薬大手の塩野義製薬は新型コロナウイルスの治療薬として飲み薬の開発を進め、初期の臨床段階にあると発表しました。飲み薬として実用化されれば、点滴などに比べて簡単に使用できるメリットがあります。感染初期に投与して重症化の抑制と発熱やせきなどの症状改善することが期待されます。塩野義製薬の社長は年内に「条件付き早期承認」の申請を目指す考えを明らかにし、年末までに国内で100万~200万人分の供給体制を整えると説明しています。海外への供給も視野に米保健福祉省の生物医学先端研究開発局(BARDA)と協議を始めているということです。新型コロナウイルスの重症化を防ぐための飲み薬をめぐっては、アメリカの製薬大手・メルクが最終段階の臨床試験を行うなど海外でも開発が進められています。自宅で服用できる飲み薬が実現すれば医療体制の逼迫を避けられるので、一刻も早い実用化が望まれます。(NHK他)

2021.08.09

伝説の零戦パイロット原田要氏から次世代へ熱いメッセージ

 戦争体験、終戦記念日に特に興味なし、という若い人たちが増える中、次の平和な世を作るためにこそ、戦争体験を語り継がなければ、と色々なプロジェクトが進められています。当社では、2003年発刊の『日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景』を皮切りに、シリーズ日本人の誇り①~⑩を出版しています。台湾、インドネシア、フィリピン、スリランカ、朝鮮、日本で戦前・戦中・戦後を生き抜いた人々が、率直に実体験を語った本です。2011年発刊のシリーズ⑨「零戦(ゼロファイター)老兵の回想―南京・真珠湾から終戦まで戦い抜いた最後の生き証人」(原田要 著)も今も読み継がれているロングセラーです。

その原田氏の次世代に送るメッセージ、本書<前書き>ホームページで公開しました。https://www.sakuranohana.jp/books/9784434162121/

2021.08.02

入院に備えておくと安心

病気が見つかりほとんどの場合は予め入院日が決まっている場合が多いと思いますが、ケガや検査して当日にそのまま入院ということもあり得ます。もしもの時に備えて入院を想定しておくと安心です。急な入院の場合は慌ててしまいますが、現在の病院では最低限のものは揃っているので、基本的に心配はありません。その上であるとより良いものはあります。まず病院側が知りたいのは病歴や普段飲んでいる薬の情報です。おくすり手帳は病院との情報交換に大変役立つので普段から用意しておきましょう。大きな病院では下着など生活必需品は入院してからでも売店などで購入できる場合がほとんどですので、急な入院でも心配いりません。また、なんといっても必要なのは携帯電話と充電器です。予備のバッテリーは必ずもっていきましょう。現金もある程度は必要ですが、セキュリティ的な問題から高額な現金は持たないようにするのが得策です。入院費用などは退院時に用意すれば良いので貴重品は最低限にしておくほうがよいでしょう。入院すると治療費が心配だと思いますが、高額な医療費を支払ったときは「高額療養費制度」で払い戻しが受けられます。高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。必要な書類や条件などは病院で確認してください。入院生活は何かと制限されることも多いですが、何よりも重要なことは治療の専念することです。治療のことだけではなく、入院生活で困っていることがあれば、遠慮なく医師・看護師さん等に相談しましょう。

2021.07.30

東京五輪、毎日はらはらドキドキ

 東京五輪、流石に一流アスリートの集う祭典、好試合、演技が続出で、見ごたえがあります。自宅でテレビ放映の各局回りながら応援しています。人生がかかった大舞台、全ての選手にとって悔いないようにと祈っています。解説の方の適切な競技の解説や熱い声援に、思わず勝利を祈って手を合わせてしまいます。応援に熱が入り過ぎ、はらはらし過ぎて、同じチャンネルを見続けられない時があります。応援している選手が勝つと、嬉しいというより、ホッとするというか。今は、ネットでライブさながらに速報が流れ、コメントも溢れているので、会場にいなくても、見知らぬ人たちの熱いメッセージを読んで、思いを同じくしています。この暑い日本の夏での競技では、海外から来られた皆さんは本当に大変だと思いますが、これまでの努力が報われるよう充実した時間を日本過ごして貰えたらと願います。

2021.07.12

7月10日富士山開山祭ー浅間大社

7月10日浅間大社拝殿で、開山祭が行われました。コロナウイルス感染症流行で規模を小さくしての催行です。7・8・9月の富士山山開きにあたり、安全を祈願する祭りです。浅間大社は、富士山信仰の広まりと共に全国に祀られた1300余の浅間神社の総本宮です。人々は祀ることで富士山の噴火を鎮めようとしました。御祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめ)です。

2021.07.07

コロナ禍で孤独死がリアルに

 新型コロナウイルス感染症の流行で、社会システムや人々の生活が一変しました。以前は、「孤独死」という言葉も、多くの人々が「まさか自分は関係ないかな…」と他人事に思っていたことでしょう。しかし、コロナウイルス感染症が流行し始めると、リアルなものとして迫ってくるようになりました。若い人にとっても、有り得ないことではなくなりました。いざとなれば、救急車でどこかの病院には運んで貰える、と思っていたのに、コロナ疑いで「まずは自宅で様子を見て下さい」と言われれば、買い置きの食べ物がなければ、次の日の食事にも困ってしまいます。高層マンションで、誰にも看取られずに亡くなる例も報告されています。

2021.07.05

梅雨が決定づけた日本人の精神性とは⁈

「侘び然び(侘び寂び)」の美学(哲学)は、海外でもWabi-Sabi とか、wabisabiとして知られています。日本人の世界観や、不完全なる美、また仏教の無常観と結びついたものと説明されています。しかしながら、日本人である私たちは、果たして、「侘び」と「然び(寂び)」について、本当に理解しているでしょうか。『侘び然び幽玄のこころー西洋哲学を超える上位意識』を読めば、侘び、然び(寂び)、幽玄の概念も、それぞれの違いも明瞭になります。世界に冠たる日本の精神文化の真髄を説き明かし、従来の学説に異論を投げかけた衝撃の書です。

2021.07.01

かかりつけ医でコロナワクチン接種予約しました

近所のかかりつけ医でコロナワクチン接種予約してきました。かかりつけ医は、こういう時のためにやはり信頼できる医師を探しておく必要があるとつくづく思いました。『救いの総合診療医―新・総合診療専門医が日本の医療を変える! 』では、将来の日本の医療を支えるために総合診療医、家庭医の必要性を説いています。今回自分のこととして必要を痛感しました。

2021.06.29

6月30日夏越の祓い、神道のことなら『神道大辞典』

日本人は常々、めぐる季節や暦の区切りによって気持ちを一新してきました。四季があることは有難いことです。今年ももう半年近くが過ぎ、大祓(夏越しの祓)の季節がやってきました。七○一年、大宝律令が制定され、他のお祭りと一緒に「大祓」も法律により実施が定められ、平安時代、毎年六月と十二月の晦日に、京都御所の朱雀門で、大祓式が行なわれました。皇族、大臣以下役人らが集い、大祓詞が奏上され、国全体を祓い、蘇生することを信じ行なわれたものです。

2021.06.22

新型コロナウイルス感染を増強する抗体発見、阪大免疫学フロンティア研究センター

 大阪大学免疫学フロンティア研究センターの荒瀬尚教授ら研究グループが、人体に新型コロナウイルスに感染する際、ウイルスの侵入を助けてしまう悪玉の「感染増強抗体」も作っていることを発見し、米科学誌「セル」に発表しました。免疫には多くの細胞が関与し、自己と非自己の認識を行なっています。非自己に対する攻撃(免疫)のアクセルとブレーキがあります。このアクセルとブレーキのバランスが取れていない状態が「病気」の原因の一つです。抗体は、非自己(ウイルスや細菌など)の特定の異物にある抗原(目印)に特異的に結合して、その異物を生体内から除去する分子です。その抗体に、感染を促す作用をする作用があるものが見つかったとは、驚きです。本当に人体は、まだまだ謎に満ちています。免疫システムもまだまだ未知の部分が多そうですが、健康でいるためには、すべてにおいて、バランスを崩さないということに心がけたいものです。

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