編集部ブログ

名医ランキング

2021.11.01

老化を抑制できるか? 

老化は、どうしようもできない、不可逆的なものと考えられてきました。しかし、それにあがらい、何とか食い止められないものかと、古今東西色々な食物、物質が試されてきました。これまでの研究で、老化防止に効果があるものとして確実なのは、「運動」「小食(腹八分)」といわれています。現在、老化を病気の原因ととらえて、世界中で研究が進められています。不老不死は不可能でも、健康寿命を延ばすことを「服薬」で行なえれば、少子化問題も介護の問題も飛躍的な改善が見込まれ、医療分野だけでなく社会変革をもたらせるでしょう。そんな、抗老化研究の中で、抗老化薬の候補の一つとして、ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)が期待されています。『国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選』では、コラムで、このNMNを取り上げています。

2021.06.15

高齢診療科の名医に聞く認知症の最新医療

6月8日に米国でアルツハイマー病の新薬が承認されたことをふまえ、6月11日に、認知症や老年医学で高名な羽生春夫先生(東京医科大学病院 高齢診療科、総合東京病院)にインタビューを行いました。インタビューより「米国で承認されたアルツハイマー病の新薬は、従来の抗認知症薬とは異なり、認知症の原因となっている脳内の異常たんぱく質(アミロイド)を除去し、認知機能の低下を長期的に抑制する世界で初めての新薬。しかし、特別な検査が必要で、専門医による早期の正確な診断が求められる。高齢者は、認知症だけでなく循環器疾患、骨粗鬆症、呼吸器疾患、整形外科疾患など、多くの病気を持つ場合もあり、全身管理が必要。また、がんになった場合、何の治療を優先するべきか、全身の状態を見る必要がある。全身管理ができる主治医を見つけるか、地域包括支援センターなど活用すると良い」ということがわかりました。

2021.05.17

今日は「高血圧の日」 10人に1人は高血圧が治る可能性あり!

名医ランキング』のため、高血圧について、市原淳弘教授(東京女子医科大学病院 高血圧・内分泌内科)に取材を行ないました。今回のインタビューから「高血圧の患者さんの10 人に1 人くらいは、原因がホルモン異常によるもので、治る可能性がある」ということがわかりました。ほとんどの患者さんが検査を行なわないで治療を開始しているのが現状ですが、高血圧の治療前には、ホルモン検査や動脈硬化のチェックが必須です。

2021.04.27

がん患者の10年生存率全体で59.4%、国立がん研究センターが公表

国立がん研究センターが、10年生存率を公表しました。10年生存率は全体で59.4%。24万人近くの患者の大規模なデータに基づいた統計は初めてです。前立腺がん以外では、各がんとも、ステージが進むと10年生存率はかなり低下し、早期発見の重要性が改めて感じられました。国立がん研究センターが分析したところ、若い世代では胃がんなど一部のがんで高齢の世代よりも進行した状態でがんが見つかる割合が高かったということです。

2021.04.22

80歳を過ぎたら…、全身を診る老年科の重要性

 GW前の緊急事態宣言の発出をめぐり、ニュースが飛び交っています。そんなニュースの中で、渋谷のボウリング場でボウリングを楽しむ高齢者の方々が映し出されました。「渋谷でボウリングされるお年寄り」…なんだか、ちょっと幸せな気持ちになりました。しかし、ボウリング場の女性代表者のコメントが印象に残りました。高齢者の方が、週に2回、3回、ボウリングを楽しむことで、筋力が維持される、それが無くなることの弊害に配慮があっても良いのではないか。ある常連の方が、外出自粛解除後、車いすで訪ねていらしたとのことです。胸が痛む話でした。

国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選』では、老年科の分野も取り扱っています。老年科(高齢診療科)では、高齢の方を総合的に診察し、今何を中心に治療していくか、治療方針を立てます。年老いて、転んでばかりいて、だんだん足腰が弱くなって、誤嚥して、肺炎になってまた治って…、どこで診てもらえば良いのか。呼吸器内科でしょうか、心臓も悪いので循環器内科でしょうか、整形外科にも行かないと…という患者さんがいます。80 歳を過ぎていれば、症状別に各科を回るのではなく、老年科、高齢診療科での受診も有効です。がんの治療も、認知症との兼ね合いなど総合的に検討されます。

2021.03.26

柔道家 古賀稔彦氏を惜しむ

古賀稔彦氏が亡くなったとのニュース、53歳、本当にショックです。特に柔道に詳しくなくても、やや小柄な印象の古賀さんが繰り出す背負い投げ一本勝ちには、柔道の美学を感じました。近年は、相手に柔道着を持たせないという意図か、柔道着が乱れたままで試合を続行するような風景もよく見て、歯がゆく思ったりしていました。古賀氏にはあと30年、40年、後輩を指導して欲しかったと思います。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

2021.03.25

整形外科の名医を探して

首、肩、腰、膝の痛みなど整形の問題を抱えている人は本当に多いです。中には複数の箇所が同時に痛いという方もいます。加齢に伴って身体はどんどん変化していきます。整形に関しては「運動すること、筋肉をつけること」が重要なことは分ってはいますが、痛くて動けないというのも事実です。動かないから筋力が落ちて、余計に痛みが続くという悪循環になってしまいます。何とかこの悪循環を抜け出す方法はないでしょうか。特に高齢な方にとっては転倒・骨折をきっかけに入院生活に入る方が本当に多いです。整形外科は健康寿命を延ばすために大変重要な分野です。もう病院に行っても解決しないとあきらめてはいませんか。長年、整形に問題を抱えている方は一度、専門医にかかることを是非、お勧めします。手術だけではなく、適切な運動方法をアドバイスしてもらえるかもしれません。整形外科の医師といっても、それぞれ得意とする分野があります。例えば膝は膝を専門とするスペシャリストに相談してみるのも一つの方法です。『国民のための名医ランキング』では整形外科の医師を多数掲載しています。さらに整形外科の分野を首・腰、肩・手、股関節、膝・足と細かく分けて掲載しています。医師同士が評価し合い、高い評価を受けた医師のみを掲載しています。是非、ご参考にされてください。

2021.03.12

未知の感染症にどう対応するのか

新型コロナウイルスの流行は世界の生活を一変させました。日本でもワクチン接種が始まり、この感染症は収束方向へと向かうことが期待されています。2019年に発生した新型コロナウイルス感染症について、世界中で様々な情報が溢れだし、大きな混乱が生じました。どの対応が正しかったのか、間違いだったのか、検証はこれから本格的されるとは思います。一つはっきりしたのは、専門家や政治家に対応を任せっきりになってはいけないということです。結局、この未知のウイルスにどう対応すれば良いかは、各個人が考えて行動するしかなかったというのが正直な実感です。情報の選択、マスクや食料の備蓄、ネット環境の整備などの対策は必須といえるでしょう。今後も起こるパンデミックや自然災害に対して、結局は自己防衛するしかないというのが基本ではないでしょうか。『国民のための名医ランキング』では、医療ガバナンス研究所の理事長、上昌広医師に「次のパンデミックに備えるために」というテーマでインタビューをしています。

2021.01.14

緊急事態宣言でも医療機関の受診は控えないでほしいと厚労省が呼びかけ

厚労省は「コロナ禍でも必要な受診を」として次の4つの注意喚起をしています。

1、過度な受診控えは健康上のリスクを高めてしまう可能性があります。

2、コロナ禍でも健診や持病の治療、お子さまの予防接種などの健康管理は重要です。

3、医療機関や健診会場では、換気や消毒でしっかりと感染予防対策をしています。

4、健康に不安がある時は、まずはかかりつけ医・かかりつけ歯科医に相談しましょう。

特に乳幼児の予防接種やがん検診を予定どおり受けるよう呼びかけています。また、献血に協力する人が減少するのおそれが生じており、医療体制を維持するために継続して献血が行われるよう、都道府県に協力を求めています。

イギリスのBMJ誌(2020年11月4日号掲載)によると、がん治療が4週間遅れるだけで、手術、全身療法、放射線療法の適応となる7つのがんで全体の死亡率が上昇するという報告がされています。

厚労省は「医療機関や健診会場では消毒や換気などの感染対策が徹底されている。コロナ禍であっても自分の判断で受診などを控えず、かかりつけの医師にも相談して、適切な医療を受けてほしい」としています。

名医1045人掲載、最新版『国民のための名医ランキング2021~2023

2020.11.13

香港政府が民主派議員の資格失効、9割超効果コロナワクチン、コロナ第3波

ここ1週間で印象に残ったニュースBest3です。毎日のニュースの中で、どれが将来重要なニュースになるのか? 香港政府が民主派の議員4人の資格を失効させたことに、欧米各国は中国への批判を表明しました。しかし、報道のされ方はバイデン氏への各国首脳の祝意表明よりはいささか地味に映ります。米ファイザー社が、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、臨床試験(治験)参加者の感染予防で「9割超の有効性」を確認できたと発表しました。トランプ米大統領は、もう早く発表してくれていたら…と表明していましたね。日本では「コロナ第3波」報道。早速、病院では面会禁止の対応をした病院もあり、心痛みます。

2020.10.21

名医にかかるときは

 先日、『国民のための名医ランキング2021~2023』に掲載されている歯科へ行ってきました。数年前は、どこに行けばよいのかわからず、大学病院に行ったことがあるのですが、いまの時期はコロナ対策で急患以外はかかれない状況になっていたので、名医ランキングを参考に選びました。

検査を主にしてもらい、感じもよく、説明も丁寧でこちらの希望もいろいろと話せました。

帰り道で「もう一つ相談しておけばよかった」ということを思い出し、医者にかかる前に気になることをリストアップしておけばよかったなあと少し反省しました。病院を選んで病院に行くまでの過程に気が行きがちですが、こういうことも意外と大事だったりします。『国民のための名医ランキング2021~2023』には病院の上手なかかり方も載っていますので、名医にかかる際は心残りがないように、是非参考にしていただきたいです。

2020.09.25

人生を決める主治医・病院選び

 『国民のための名医ランキング』は健康をテーマにしています。しかし、誰にも必ずやってくる、病と死にも真正面から向き合っています。自分はどこで死を迎えるのが幸せなのか。大変、難しいですが避けて通れない問題です。多くの人は自宅で静かに亡くなることを理想とするのでしょうか? 1951年の統計では自宅で亡くなる人は82.5%だったのに、2017年では13.2%となっています。現代では74.8%の人が医療機関で亡くなっています。これはご本人だけではなく、家族の負担も考えなければなりません。現実的なパターンとして、何らかの病気で入院、そのまま死を迎えることが多いと思います。そこで病院選びが重要になってきます。腕の良い主治医と相性の良い病院を見つけることは人生の幸福度を大きく上げます。急に病気になったり、入院となると病院や医師を選んでいる時間はありません。普段から良い医師・病院の情報を手にいれ、つながりを持っておくことが大切です。『国民のための名医ランキング』はその参考になります。本書は唯の医師紹介本ではありません。人に必ず訪れる、病と死を本書「おわりに」では真正面から、肯定的に捉えています。皆様がご自分に合った名医と病院に出逢うことができますよう願っています。

2020.09.17

かかりつけ医を持とう

かかりつけ医という言葉を聞いたことがあるでしょうか。日本医師会によれば「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」をかかりつけ医と呼んでいます。普段から自分の健康状態、持病、家族歴などを知っている、かかりつけ医が近所にいてくれることは安心につながります。重い症状や病気によってはさらに精密な検査で、大学病院など大きな病院に行かなければならない時があります。大病院では「紹介状」が必要と言われることが多いのですが、これをかかりつけ医が書いてくれます。いきなり病院に駆け込むと「紹介状」がないと断られたり、「選定療養費」と言って特別料金がかかります。しかし、紹介状があれば「選定療養費」はかかりませんし、予約もスムーズです。

紹介状には、疑われる病名、治療経過、投薬内容など重要な情報が含まれています。これらの医療情報を一番よく知っているのが近所のかかりつけ医ということになります。近所で家族が通えて、親身になってくれ、経験もある。そんなかかりつけ医が理想ではないでしょうか。『国民のための名医ランキング』では内科医を充実させています。まだまだ、少ないですが大都市以外の地域も掲載しています。皆様がご自身に合った、かかりつけ医にめぐり合うことができることを願っております。

2020.08.28

自分の身体を信じる

 『国民のための名医ランキング』の取材をしていると、名医と呼ばれる医師に共通項があることがわかってきます。それぞれ分野は違っても、病気・治療に関する姿勢にはっきりと名医であると感じるものがあります。これは医師や病院を選ぶ上で重要な点なので是非、参考にされてください。①患者に病気や治療法をよく説明をしてくれること(正直・親切・丁寧であること)、②判断・治療を急がないこと(緊急の判断も的確)、③症例数が一定以上あること、④他の医師に相談するセカンドオピニオンを嫌がらないこと、⑤地元の評判が良いこと、⑥他の治療法・選択肢を完全否定しないことなどです。

誰でも突然、病気を宣告されると気持ちもあせってきます。そんな時に何げなく行った病院で手術を勧められてという話をよくあります。今すぐに決めないと手術のスケジュールが取れないと言われたことがあります。そんなときは一度、立ち止まって「家族と相談します」などと言って時間をおき冷静になりましょう。手術を受けて一発完治という場合もありますが、かえって悪くなったと感じる例もあります。編集部でも整形外科分野で手術を勧められましたが、リハビリと鍼灸で持ちこたえたという体験があります。人間の身体には解明されていない不思議な自然治癒力があると実感します。名医の冷静な判断と自分の身体を信じきること、両方が大切ではないでしょうか。

2020.08.26

名医ランキングの参考情報

最新版の名医ランキングには、「ランキングされている医師の病院には遠くて行けない」という患者さんのための北海道、東北、四国、九州を中心とする医師情報も掲載されています。最初から名医にかかることがとても重要ではあるのですが、お一人お一人にとってより良い選択ができるよう参考にして頂ければと思います。

また、疾患別に治療数の多い病院を知るための指標の一つとして、厚生労働省が公表している「DPC導入の影響評価に係る調査」の集計結果もご紹介しています。こちらも参考情報としてご利用下さい。

主治医以外の医師の意見や他の治療法などを検討された上で、多くの皆さまにとって納得のいく治療を受ける手助けとなれば幸いです。

2020.08.21

最大リスクは認知症悪化か、新型コロナ感染か

岩手県のある介護施設に入っている知人は、新型コロナウイルス感染を回避するために、全く外出が出来ないそうです。散歩さえ禁止の監禁状態です。介護されている方々も、断腸の思いだと思います。岩手県内の全感染者数が7人だったかと思いますが、感染者が少なかったとしても、感染に対する恐れは感染者が少ないだけに大きいのかもしれません。感染した人を非難するような風潮は厳に慎まなければならないと感じました。

2020.08.13

最新刊『国民のための名医ランキング2021~2023』発売!

国民のための名医ランキング2021~2023』が発売されます。オールカラーで大変見やすく、電子書籍も同時発売です。皆様のお陰でやっと発売を迎えることができました。約3年間、取材・調査をした情報を凝縮し、全500ページを超しました。医師・病院によって診断・治療結果は違うことがあります。しかし、何を手がかりに探してよいかわかりません。この本は医師や病院を選択するための参考になります。また、セカンドオピニオンの医師を探している方にも最適です。経験豊富な名医が多数掲載されています。一家に1冊あると安心な本を目指し、全身の病気34分野を網羅しています。いざという時に頼れる全国名医1045名を掲載。2020年8月16日、全国一斉発売です。

2020.08.06

名医との出逢い

皆さんはどうやって医師や病院を選んでいますか。まずは近くの病院だから、通い慣れた病院だからという方が多いと思います。特に意識せず流れのままに病院に通い、良い医師とめぐりあうことができたら大変幸運です。身近に信頼できる医師や病院があることは何よりも安心につながります。または「がん」など手術が必要な大病に罹り、遠くの病院まで医師を探しているという方もいます。どちら場合も最終的には一人の主治医にたどり着くことになります。時にその主治医は自分の人生を決定づける「運命の人」になります。「どの医師でも同じだ」と思っても意外なほど、医師によって治療方針や技量が変わってきます。方針や技量が違えば当然、結果も変わってきます。やはり自分の人生は自分で選択するという積極的な気持ちで医師との出逢いを大切にしたいものです。

日本では大変有難いことに医師・治療法を「選択する」ということが可能です。辛抱強く探すことによって名医に出逢い、納得できる治療を受けることができます。その第一段階として本やネットで、名医や治療法を検索して情報を集め、参考とするのは有効な方法です。治療を成功させるためにはいかに早く、有益な情報を得るかが決定的です。最適な医師を探している方にとって、『国民のための名医ランキング』がその手がかりとなれば幸いです。最新刊は2020年8月16日発売です。

2020.07.30

健康は永遠のテーマ

新型コロナウイルスについて、毎日、情報が溢れています。専門家の分析、最新情報は常に変化をしていて、様々見解が報道されています。世界中が何が正しいか、何が適切なのかを模索しています。情報が多いがゆえに、何を頼りにすれば良いか迷いますが、自分でよく考えて選択していく必要を感じます。

病気の治療についても同様で、本当に有益な情報をいかに早く手にするかが重要になってきます。皆さんも経験があると思いますが、医師・病院によって治療・診断結果は変わってくる場合がありますので慎重に選びたいものです。各分野の名医を検索したい方はまず『国民のための名医ランキング』を参考にされてください。そして医師やご家族とよく話し合いの上、積極的にご自身が納得できる医師や治療法をお選びください。最新版は2020年8月16日発売です。

2020.07.17

コロナ時代の受診 どこまでが不要不急?

 新型コロナウイルス流行で、歯科受診が延び延びになっています。今、特に痛みがあるわけではなく緊急性はないのですが(と思っていますが)、歯石もしばらく取っていない、歯周病も気になるところです。新型コロナウイルス感染で「東京リスク」が叫ばれるようになり、Go To トラベルのキャンペーンから東京は外されました。どのタイミングで歯医者に行ったらいいのか?、予約しない自分に「外出自粛に協力する」と言い訳しています。既に定期受診している治療は良いのですが、後回しにしている新規受診は、いずれ自分にツケが回ってきそうです。ちなみに、4月に予定していた人間ドックは、10月に延期になりました。内視鏡学会からしばらく中止の通達があったとかで、予約していた病院からやんわり延期を勧められました。あの4月の渦中に人間ドックは流石に行けませんでした。高血圧、狭心症、糖尿病など、人間ドックで要チェックが入った皆さんは、どうしているのでしょうか?

2020.07.16

日本は本当に医療先進国?

日本は世界トップレベルの医療を受けることができる国と言われています。『国民皆保険制度』のお陰で保険証一枚あれば、誰もが平等に高度な医療を受けることができます。大変有難い国と改めて思います。最近は医療ツーリズムといって、特に中国から多くの方が検査・治療に来ています。それだけ基礎として日本に医療が進んでいるということだと思います。

一方で『国民のための名医ランキング』の取材をしていて、あれ?と思うことが多くなりました。それは、はたして日本は医療先進国なのかという問題です。何人かの医師から、日本は先端医療の分野で既に遅れをとっているという指摘があります。例えば、話題になるのはゲノム医療、放射線治療、ロボット手術などです。医療の安全性と新たな分野への積極的な挑戦。両立は難しいですが、気づいたら日本の医療は後進国になっていたということにもなりかねません。取材を続けたいと思います。最新版『国民のための名医ランキング2021~2023』は2020年8月16日発売です。

2020.07.02

最新版『国民のための名医ランキング2021~2023』の発売日決定!

 『国民のための名医ランキング2021~2023』の発売日が2020年8月16日に決まりました。全国1045名、全34分野の名医を掲載しています。がん、心疾患、脳卒中といった病気から、生活習慣病、糖尿病、高血圧、眼科、耳鼻科、整形外科、感染症など全身の病気を扱っています。さらには全国の感染症専門医名簿、参考となる全国病院情報も掲載しています。スぺシャルインタビューとして4人の医師も登場します。

本書の取材・調査には約3年間かかり、情報量は過去最大になりました。もしもの時のために一家に一冊あると安心する本です。8月16日の発売までもうしばらくお待ちください。

2020.06.25

セカンドオピニオンの上手な利用法

主治医の治療方針について、別な医師の見解を聞くことを「セカンドオピニオン」と言います。病気がわかってから、あっという間に手術日が決まってしまい、気持ちの整理がつかない方もおられると思います。一度、立ち止まって、他に選択肢はないのかを冷静に考えてみましょう。言いづらいとは思いますが、家族などに同席してもらい、「セカンドオピニオンを受けたいのですが」と率直に相談してみましょう。もし、その時に主治医が不快感を示したり、怒り出すようならばその医師は要注意です。名医ほどセカンドオピニオンを推奨しています。

ただ漫然と受けるのではなく、あらかじめ聞きたいことを整理して、何を聞きたいかはっきりさせておくとよいでしょう。セカンドオピニオンは予約制で、紹介状や検査結果などの診断情報が必要です。詳しくは各病院にお問い合わせください。ただし、病状によっては治療を急ぐべきという場合もあります。無意味に複数の医師を受診し続ける「ドクターショッピング」は避けるべきです。セカンドオピニオンを探す方は『国民のための名医ランキング』を参考にされてください。経験豊富な名医が多数掲載されています。最新版は2020年夏頃の発売予定です。

2020.06.18

整形外科の名医

整形外科の名医を探している方は大変多いです。首、肩、腰、股関節、膝などの痛みや不調を抱えながら、日常生活を送っている方にとって医師・病院探しは切実な問題です。もう半分あきらめているという方もいるかもしれません。同じ病院に通っていても、症状が改善しない方は一度、医師・病院を変えてみるのも一つの方法です。検査は同じでも、その診断や治療方針は医師によって変わってきます。手術が必要と言われたり、手術せずにしばらく様子を見ましょうという場合もあります。薬についても医師によって処方が変わります。よほど緊急でない限り、手術など治療を焦ってはいけません。一度、立ち止まって家族などとよく話し合う機会を持ちましょう。

整形外科の名医は専門がはっきりと分かれています。腰は腰を得意とする医師、膝は膝を専門とする名医という風に探しましょう。問題はその名医をどう探すかです。ネットなど情報は有効なものもありますが、宣伝・広告という場合もありますので注意が必要です。『国民のための名医ランキング』は、経験豊富な医師に直接取材・数多く調査をして、広告を一切取らずに出版をしています。整形外科の名医は地元の口コミ、評判から探すことが有効な方法ですが、『国民のための名医ランキング』も参考にされることをお勧めします。最新版は2020年夏頃の発売予定です。

2020.06.11

名医を探し求めて

「名医」の定義とは何でしょうか。また、医師に「ランキング」をつけることは可能でしょうか。これはとても難しい問題です。難しいことだとわかっていますが『国民のための名医ランキング』ではこれを問い続けています。約11年間、いわゆる名医といわれる医師を数多く調査、取材をしてきました。名医を探し求め、その定義を医師や患者さんと共に考えながら、全国を巡り取材しています。これまで多くの医師・病院から情報提供にご協力を頂いております。これらの貴重な情報は誰のものでもなく、「国民」の財産と考えて、本書の制作に生かしています。それゆえ本書は『国民のための名医ランキング』というタイトルをつけています。調査・取材に大変な労力と時間がかかるために毎年は出版できません。前回版から約3年間かけた最新版は、2020年夏頃に発売を予定しています。今しばらくお待ちください。

2020.05.21

老年科(高齢診療科)って何?

大学病院など大きな病院では高齢者を専門に診る、『老年科(高齢診療科)』を設けているところがあります。高齢者は若年成人の医療とは異なった特徴を持っているので、小児科と同じように科を独立させて診療にあたっています。全身の病気を診る、総合診療科の高齢者版といったところでしょうか。これを『老年医学』と言うそうで、学会があり、専門医資格(老年病専門医)も認定されています。

高齢診療科が診療することが多い病気としては、認知症、動脈硬化性疾患全般、呼吸器疾患(嚥下性肺炎、COPD、間質性肺炎、肺がん)、骨粗鬆症、圧迫骨折、睡眠時無呼吸症候群などのほか、食欲不振や体重減少の精査などがあります。ご高齢で複数の病気を抱えていて、どの診療科に行けば良いか迷っている方、はっきりとした病名が分からない方は一度、老年科を受診されてください。内臓系の病気から整形外科など、診療科の枠を越えて相談に乗ってもらえます。老年科がある病院はまだ少ないですが、超高齢化社会を迎え、今後はますます重要になってくる分野といえます。『国民のための名医ランキング』では、老年科・認知症の分野を掲載しています。是非、ご参考にされてください。

2020.05.14

最新版『名医ランキング』掲載医師数を大幅に増強

最新版『国民のための名医ランキング2021~2023』は、安心してかかれる医師を1000名以上掲載する予定です。前回の2018年版は514名でしたから、約2倍になります。全国の地域を網羅したいところですが、医師・病院はどうしても大都市圏に集中しています。手術など大病の方は遠くても名医のところに行くことを是非ともお勧めします。やはり、できるだけ名医と呼ばれる医師の診断・治療を受けて頂きたく思います。

一方でご高齢のために遠くに行けない、家族の問題で近くの病院を探しているという方も多いと思います。家族のサポートを第一に考えればそれも選択肢の一つといえるでしょう。そのようなご意見に少しでも参考になればと思い、『国民のための名医ランキング』では掲載人数を大幅に増やしています。日本人の三大疾病である、がん、心疾患、脳卒中だけではなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病も扱っています。長期の治療が必要な生活習慣病も医師によって治療方針が違ってくる場合がありますので、よく調べて医師・病院を選びましょう。また、整形外科の名医を探しているという方も多いのではないでしょうか。整形外科分野は寝たきり防止など健康に長生きするために大変重要な分野です。あきらめずに名医を探しましょう。最新版『国民のための名医ランキング』は2020年夏頃に発売を予定しており、電子書籍も同時発売予定です。

2020.05.08

感染症に勝つためのシステム作りを

いざという時のための備えは、専門家の提言をどれだけイマジネーションを持って、実行できるかということかと思います。
PCR検査も、日本がこんなに少数しか実施できない体制だった現実を知り、驚いています。
地震と違って、感染症対策については、これまでほとんどの人が日常的には関心を寄せておらず、それによって政府の予算も回ってこないという悪循環だったと聞きます。
1人1人が感染症について正しい認識を持つことで、政府がパンデミック防止の効率的なシステム構築に本腰を入れるよう、後押ししたいと思います。
国民のための名医ランキング 2018年』では、感染症の項目で、名医の紹介と『依然死亡率の高い感染症』というコラムを掲載していますのでご紹介します。3年前にこのコラム原稿を用意した時は、新型インフルエンザ流行も去り、パンデミックへの警戒が薄らいだ頃でした。
感染症はいつの時代でも、死亡率の高い疾患です。

2020.05.07

骨が大切

今回は「骨」の重要さについて、取材してわかったことを書きたいと思います。名医といえば脳や内臓系の手術をするスーパードクターを思い浮かべる方が多いと思いますが、日常的に皆さんが困っている病気は整形外科の分野ではないでしょうか。首、肩、腰、膝の痛み、股関節の不調から外反母趾など多岐に亘ります。これらのつらい痛みは、なかなか治らず、長年のお付き合いという方がほとんどだと思います。痛みだけではなく、高齢者が転んで骨折、それをきっかけに寝たきりというパターンも本当に多いです。詳しくは『信頼の腰痛・脊椎治療 ─ 寝たきりリスク「ロコモティブシンドローム」を回避する!』を参考にして頂きたいのですが、最新版『国民のための名医ランキング』でも重点的に整形分野を取り上げています。

全身の病気、全34分野を扱っていますが、もっとも掲載する医師の数が多いのは整形分野です。さらにその医師が得意とする分野(首、腰、肩・手、股関節、膝・脚)をはっきり分けて掲載しているのも特徴です。実は一口に整形外科のお医者さんといっても、名医は専門とする部位が限られているのがほとんどです。例えば、腰の名医ではありますが、肩はほとんど診ないという感じです。ご自身の不調部位を得意とする整形外科医にかかることを是非ともお勧めします。名医の検索に最適な『国民のための名医ランキング2021~2023年版(仮題)』の発売は2020年夏頃を予定しております。

2020.05.03

最新版『国民のための名医ランキング』の発売予定

 『国民のための名医ランキング』について、多くの方々から「次回版の発売はいつになりますか」と問い合わせを頂いています。現在、シリーズ3作目となる、『国民のための名医ランキング2021~2023年版(仮題)』は約3年間の取材・調査を終えて、制作の最終段階を入っています。情報量は過去最大になり、掲載される医師数、扱う病気は大幅に増えています。発売は2020年夏頃を予定しております。決定次第、ホームページ、SNSでお知らせしますので今しばらくお待ちください。

掲載分野はがんなど手術が必要な病気から、生活習慣病、認知症、眼、耳、整形外科、感染症など全身の病気、全34分野を扱っています。今すぐに入院や手術を決めなければいけないという時や慢性的な病気で長期にかかる医師を探している方にも役立つ情報を満載しています。また、前回版から大幅に内科医を増やし、なるべく近くの病院に行きたいという方のために大都市圏以外の病院・医師も可能な限り掲載しました。現在、世界で猛威を振るっている、新型コロナウイルスの流行を踏まえて、感染症に関する情報も増やしています。いざという時に頼れる医師ガイドとして、国民の皆様に「一家に一冊あると安心」と言われるような本を目指しています。