編集部ブログ

2021.04.27

がん患者の10年生存率全体で59.4%、国立がん研究センターが公表

国立がん研究センターが、10年生存率を公表しました。10年生存率は全体で59.4%。24万人近くの患者の大規模なデータに基づいた統計は初めてです。前立腺がん以外では、各がんとも、ステージが進むと10年生存率はかなり低下し、早期発見の重要性が改めて感じられました。国立がん研究センターが分析したところ、若い世代では胃がんなど一部のがんで高齢の世代よりも進行した状態でがんが見つかる割合が高かったということです。

 同センターは「新型コロナウイルスが広がり、感染を恐れて受診を控えるケースが増えていると指摘されています。体調不良などがある場合は受診を控えずに、相談をしてもらうことが必要です」とのこと。コロナ感染症の流行は、変異株の出現でさらに見通しが立たなくなりました。外出自粛が長期化する中、難しいところではありますが、いつもと違う症状には、対応していかざるを得ないかと思います。かかりつけ医と連携しつつ、『名医ランキング』がお役に立てれば幸いです。なお、名医情報が都市部に集中しがちな現状をかんがみ、今回版より、「ランキングの医師の病院には遠くて行けない」という患者さんのために、北海道、東北、四国、九州を中心とする準名医情報を掲載しています。ランキングとは別ですが、ご参考になさって下さい。

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