編集部ブログ
編集部ブログ一覧
2021.05.17
今日は「高血圧の日」 10人に1人は高血圧が治る可能性あり!
『名医ランキング』のため、高血圧について、市原淳弘教授(東京女子医科大学病院 高血圧・内分泌内科)に取材を行ないました。今回のインタビューから「高血圧の患者さんの10 人に1 人くらいは、原因がホルモン異常によるもので、治る可能性がある」ということがわかりました。ほとんどの患者さんが検査を行なわないで治療を開始しているのが現状ですが、高血圧の治療前には、ホルモン検査や動脈硬化のチェックが必須です。
2021.05.13
“Tao and the Cosmic Principle”がアメリカのヤフーニュースで紹介
森上逍遥氏 著『タオと宇宙原理』の英語版“Tao and the Cosmic Principle”(電子版)が全世界で発売中です。first editionから、新たに語句等についての註と「おわりに」が付されました。知識ではなく、本物の哲学的思索に挑戦したい、生きることの本質を求めたい人にとって必読の書です! 語句等についての註が付いたことで、仏教哲学に詳しくない英語圏の方にとっても、読みやすくなりました。
アメリカのヤフーニュースで“Tao and the Cosmic Principle”が紹介されました。https://www.yahoo.com/news/tao-cosmic-principle-065812881.html
2021.05.11
脳卒中は待ったなし!元気なうちに情報収集『安心の脳動脈瘤治療』
脳卒中発作は待ったなし、自分も家族も人生が一変してしまいます。「脳ドックの検査を受けたいが、しかし、いざ、脳動脈瘤が見つかっても、頭を開いて手術するのは怖い」そんな人に、画期的な新技術の朗報があります。心臓などで使われる、細い管状の器具を足などの血管から挿入して行なう「カテーテル手術」が、脳血管外科の分野でも使われるようになりました。『安心の脳動脈瘤治療』で紹介する最新ステント「フローダイバーター」は、海外での好成績を受け、2015年10月から国内の施設で使用が始まり、臨床データも蓄積されています。多くの症例で未破裂動脈瘤を開頭しないで治療することが可能になりました。
2021.05.10
台湾海峡の平和が世界の焦点に!なぜ台湾は超親日国なのか?
2021年4月16日、日米首脳会談が行なわれました。米バイデン大統領が就任後対面で行なう初めての首脳会談であることで注目を集めましたが、その共同声明に、およそ半世紀ぶりに台湾の文言が盛り込まれました。また、2020年、新型コロナウィルス感染初期に、マスクの在庫がリアルタイムで確認できるアプリ「マスクマップ」を若き官僚、オードリータン氏が開発し、あっという間に感染症対策に成功し注目を集めました。オードリータン氏の優れた資質と、それを抜擢した台湾政府の優秀さが光りました。それもそのはず、最新の世界デジタル競争力ランキング(スイスの国際経営開発研究所(IMD)調べ)では、台湾11位、日本27位です。何かと話題の台湾は、大変な親日国です。台湾は、東日本大震災の時、どの国よりも早く助けに来てくれ、250億円以上の義援金を寄付してくれました。また2020年4月、マスク不足で世界中が大騒ぎになったとき、 台湾は日本にサージカルマスク200万枚を無償で提供してくれました。台湾と日本はいつも、震災の際は互いに援助しあい友好を深めてきました。なぜ、台湾がこれほど親日なのでしょうか? 『日本人はとても素敵だった』を読むと、その歴史的背景が分かります。著者の楊 素秋さんは、戦前の日本統治時代に生まれ育ちました。
2021.05.07
母の日の贈り物に『行く道に花の咲かない道はなく 』心に染み入る俳画集
本を読むタイミングは大切ですね。『行く道に花の咲かない道はなく 』は、2014年に出版された当初より、今読むとさらに心に染み入りました。著者の鮫島芳子さんは、最愛の息子を交通事故で失い、息子のクラスメイトたちからの断えることのない花束が送られました。その彼らの姿と、玄関の外にまで溢れる花々たちに次第に癒されて、いつしか花々の絵と心の内を俳句に描き溜めるようになりました。
2021.05.06
早すぎた警告の書『日本略奪』
日本の土地は外国人投資家に人気があります。特に近年、中国資本による土地の買い占めが盛んになってきており、危惧する声が上がっていました。コロナ感染症の流行で、日本国内の各企業の業績が悪化、都心の一等地の本社ビル移転のニュースを聞くことも多々あります。気が付いたら、日本のいたるところで土地が外国資本に買い占められ、必要な政策が進まなくなる恐れもあります。米中の覇権争いを対岸の火事とのんびり構えてはいられません。尖閣諸島を「核心的国家利益」と位置づける中国が描く奪取のシナリオとは。そして次に中国が狙うものは。『日本略奪』の著者・鳴霞氏は日本に帰化したジャーナリスト。改めて読むと、その先見性に驚かされます。
2021.04.30
『タオと宇宙原理』で宇宙へ脱出!
ずいぶん日差しが強くなって、新緑が青空に映えています。ニュースでは、新幹線や飛行機で遠出する人が映し出されていました。変異株の出現は予想されていたことですが、高い感染力とともに死亡率が高いのが気になります。この季節、外に出たいのですが、今年はじっくり読書はどうでしょうか。折角まとまった時間のとれるゴールデンウイーク、行動制限された日常を離れて、世界といわず、気持ちだけでも宇宙に飛び出したいものです。『タオと宇宙原理』は、宇宙の神秘性や未知の可能性への探究心と鋭敏な感受性を持つ人にとっては、非常に興味を惹かれ、目を開かされる内容に違いありません。著者は、仏教哲学を専門とし、老子を始めとする東洋哲学にも精通する、森上逍遥氏!
2021.04.29
高額療養費制度(かんたん医療用語5)
日本の場合、医療費は保険証を提示すれば原則3割(小学生から70歳未満の場合)です。しかし、入院や手術などで医療費が一時的に数十万円、数百万円になることがあります。こうした高額な医療費がかかったときでも上限を設けて負担を抑えてくれる制度が高額療養費制度です。上限額は、年齢や所得に応じて定められていて、いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。高額療養費とは、同一月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1ヵ月の窓口での支払いが自己負担限度額までとなります。また、自己負担額は世帯で合算できます(世帯合算)。高額療養費についてのお問い合わせ先は、どの医療保険制度に加入しているかで変わりますのでお持ちの被保険者証で、保険者の名前をご確認下さい。
2021.04.28
腎臓を大切に! 気温上昇、運動不足とのダブルパンチにご注意下さい
熱中症対策は「水分補給だけは欠かしませんでした」という方も多いことでしょう。あなたの腎臓はいつも人知れず猛烈に働いています。腎臓は体内の水分調節の要です。「沈黙の臓器」といわれる腎臓は、もし腎臓機能が落ちても、2~3割なら腎臓が頑張ってくれているのです。歳をとってから夜中にトイレに起きるようになるのはどうしてでしょうか? それは腎臓が弱ってくると効率よく尿を作ることが難しくなり、尿を作る腎臓の働きが夜に持ち越されるためです。健康診断などで、「腎臓の数値が悪い」といわれている方! 特に自覚症状がないからといって対策を立てないと、気が付いた時には、人工透析の一歩手前まで来ていた、なんてことになりかねません。「まだまだ大丈夫だと思うけど、何となく心配」という方、『腎臓病をよく知りともに闘っていく本―腎臓病治療30年以上の専門医だから伝えられる治療に直結する腎臓病の真実』(桜の花出版、岩崎 滋樹 著)がお勧めです。