編集部ブログ

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2020.07.01

変わるか プラスチックの時代

今日から2020年も後半ですね。レジ袋の有料化も始まりました。環境問題の改善への有効性については賛否が分かれるところのようですが、そのような議論が出てくること自体はとても良いことのように思います。プラスチックゴミの削減は、海外の先行事例も多いようで、世界的な流れでもあるのかも知れません。

私たちの生活がどのくらい自然に影響を与え、どのくらい日々の行動を変えれば未来の世代によい形で引き継いでいけるのか。そういうことが科学的に検証されながら実行されていくとよいな、と思います。

新しい習慣に慣れるまでは少し不便なこともあると思いますが、個人的には布や紙でできた袋の風合いがけっこう好きなので、手持ちのマイバッグが増えていきそうです。

★日常の生活・環境・安全性を考える本『メイド・イン・PRCの恐怖

2020.06.30

スザーンさんが小学校の教科書に登場

 昨日に続き、漆アーティストのスザーン・ロスさんの話題です。

 今年、ACジャパンのキャンペーンで、スザーンさんの仕事への取り組みが流れているので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

 「職人の道は、一つの生きる道」「作らないとこの文化はすぐ消えてしまう」「人類のために、この漆文化、残してほしい」

 漆文化を愛し、日々、その表現に情熱的に取り組んでいるスザーンさんの言葉が、沢山の人に伝わってほしいと思います。

 そんなスザーンさんが、今年、小学5年生の教科書に登場しています。

 漆の美しさに魅かれ、その思いだけを胸に、一人来日し、昔ながらの伝統工芸の世界に飛び込んだスザーンさん。

 ところで輪島塗は、大雑把に言って、木地(きじ)作り、下地から上塗りまでの少なくとも数回漆を重ね塗りするきゅう漆の工程、そして、加飾とよばれる、美しい飾りをつける工程―例えば、沈金(ちんきん)、蒔絵(まきえ)など、全部で100以上もの工程があるそうです。ご存知でしたか!?(*'▽'*)

2020.06.29

スザーン・ロスさん「日本の良いところを失わないで!」

 通勤途中に野菜の無人販売所が数店あり、時々利用します。旬の新鮮な野菜が手に入るので、とても重宝しています。日本には、当たり前のようにある無人販売ですが、日本以外の国にはあまりないようで、初めて無人販売所を目にした外国人は「盗まれないの?」「自分の国ではあり得ない!」などと衝撃を受け、感動するそうです。

人が見ていなくてもきちんとお金を支払う、誰も見ていないからといって盗まない、こういう日本の美風は、いつまでも残って欲しいですね。

漆に魅せられて」の著者・漆芸家のスザーン・ロスさんは、著書の中で次のような話を紹介しています。イギリスで生まれ育ったスザーンさんの日本観は、日本人とは視点が違い、非常に興味深いです。

 「東京に最初に来て驚いたことは、道端に植木鉢がいっぱいあったことです。イギリスだったら、すぐに盗まれてしまいます。

2020.06.26

美しい「富岳」

神戸・ポートアイランドに整備中のスーパーコンピューター「富岳」がスパコンの計算性能を示す主要4部門で世界1位になりました。先代の「京」以来9年ぶり、初採用の1部門を加え「4冠」を達成するのは世界のスパコンで初の快挙。「富嶽」は葛飾北斎の富嶽三十六景で目にしていましたが、富岳は、富士山の別称だったんですね。薄暗い部屋に整然と並ぶスパコンのブルーの側面には、白く可愛い漢字のロゴが浮かび上がっています。今回は「京」よりさらに「使いやすさ」も追及したとか。

2020.06.25

セカンドオピニオンの上手な利用法

主治医の治療方針について、別な医師の見解を聞くことを「セカンドオピニオン」と言います。病気がわかってから、あっという間に手術日が決まってしまい、気持ちの整理がつかない方もおられると思います。一度、立ち止まって、他に選択肢はないのかを冷静に考えてみましょう。言いづらいとは思いますが、家族などに同席してもらい、「セカンドオピニオンを受けたいのですが」と率直に相談してみましょう。もし、その時に主治医が不快感を示したり、怒り出すようならばその医師は要注意です。名医ほどセカンドオピニオンを推奨しています。

ただ漫然と受けるのではなく、あらかじめ聞きたいことを整理して、何を聞きたいかはっきりさせておくとよいでしょう。セカンドオピニオンは予約制で、紹介状や検査結果などの診断情報が必要です。詳しくは各病院にお問い合わせください。ただし、病状によっては治療を急ぐべきという場合もあります。無意味に複数の医師を受診し続ける「ドクターショッピング」は避けるべきです。セカンドオピニオンを探す方は『国民のための名医ランキング』を参考にされてください。経験豊富な名医が多数掲載されています。最新版は2020年夏頃の発売予定です。

2020.06.24

「粗食」より「食べて動け!」

5年ぶりに改訂された「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」では男女全世代の1日当たりのたんぱく質維持必要量を増やすように変更されました。とくに女性は20~50歳代で「やせ」の人(BMIが18.5未満)が10%を超えており、20歳代では21.7%と、不必要なダイエットなどが背景にあるとされています。女性はこれまで以上にしっかりたんぱく質をとるようにしたいものです。『わがままに老い支度 - いずれ来る孤独への30の提案』でも、健康長寿には、いわゆる「粗食」よりも「しっかり食べてしっかり動く!」ことが推奨されています。すこし意外な発想ですが、実践すると、食べると力が出る!と納得です!

2020.06.23

梅雨の空

 既に梅雨の明けた沖縄以外は、全国的に梅雨の空模様です。梅雨のしっとりした肌寒い日々は、意外に落ち着き、暑い夏が来る前の清涼剤のような気がします。

 梅雨というと、関東で育った編集者にとっては、どんより曇った空と、しとしと降る長雨というイメージがありますが、九州では全然違うということを、『侘び然び幽玄のこころ―西洋哲学を超える上位意識―』を読んで初めて知りました。この書には、梅雨という季節が日本人の精神性に及ぼした影響についても書かれています。日本人論としても大変面白い本ですので、是非ご一読ください! 

 著者ブログでも、この梅雨の話を読むことができます。

 森林や田畑を潤し、人びとの生活用水を確保してくれる梅雨ですが、最近は豪雨の被害も増えているように思います。何十年か後には、梅雨という言葉の持つ印象も、変わってしまうのかと思うと、一抹の寂しさを覚えます。

2020.06.22

米・シアトルでの自治区設立に警鐘を鳴らすマックスさん

 ユーチューブで発信を始めた歴史研究家のマックス・フォン・シュラーさんが、最新動画で、今アメリカで起きているデモ・暴動の原因を説明しています。

マックスさんによると、暴動の真相は日本のマスコミで報道されているような黒人差別問題ではなく、左派の白人の革命であり、黒人差別は単に利用されているだけだとのこと。

また、シアトルで自治区の設立を宣言した「CHAZ」にも言及。

この件については、トランプ大統領が「無政府主義者がシアトルを乗っ取った」とツイートし、州知事や市長に「市を直ちに取り戻せ。さもなくば自分がやる」と主張したのに対して、シアトル市長が「市民の声を聞き、警察との間で信頼を築く」「シアトルに軍を配備するのは憲法違反で違法だ」と言い、混乱の様相を呈しています。

マックスさんは、このまま自治区を野放しにすれば、内乱につながりかねないと警鐘を鳴らしています。

マックスさんの話を聞いていると、アメリカが抱えている問題は非常に根深いことを実感します。

今回のアメリカのデモだけでなく、アメリカが抱える様々な問題についてもっと詳しく知りたい方は、以下マックスさんの動画に加え、マックスさんの著書「アメリカ白人の闇」を読まれることをおススメします。

【アメリカやばい】デモ・暴動・内戦で増えるコロナ感染者などリアル最新情報【ANTIFA】

https://www.youtube.com/watch?v=kDxGS40PfpY

2020.06.19

新型コロナ対策「集団免疫作戦」のスウェーデンに異変

 スウェーデンは、国民に大規模な外出自粛を求めず、徐々に集団免疫を獲得するという方針を取ってきました。6月に入り、感染者の比率は他の北欧諸国に比べはるかに高く、死亡率は世界最悪の部類に入るとのニュースが報じられました。各国で、國土の広さや人口密度、年齢層、医療状況など違い、一律にこの方法が適していると言えませんが、スウェーデンが新型コロナウイルス対策に成功すれば、経済的ダメージを最小限にして人命も守るというモデルケースになったはずです。しかし、どの時点なら各国の対策に評価を下せるのか、難しいところです。

2020.06.18

整形外科の名医

整形外科の名医を探している方は大変多いです。首、肩、腰、股関節、膝などの痛みや不調を抱えながら、日常生活を送っている方にとって医師・病院探しは切実な問題です。もう半分あきらめているという方もいるかもしれません。同じ病院に通っていても、症状が改善しない方は一度、医師・病院を変えてみるのも一つの方法です。検査は同じでも、その診断や治療方針は医師によって変わってきます。手術が必要と言われたり、手術せずにしばらく様子を見ましょうという場合もあります。薬についても医師によって処方が変わります。よほど緊急でない限り、手術など治療を焦ってはいけません。一度、立ち止まって家族などとよく話し合う機会を持ちましょう。

整形外科の名医は専門がはっきりと分かれています。腰は腰を得意とする医師、膝は膝を専門とする名医という風に探しましょう。問題はその名医をどう探すかです。ネットなど情報は有効なものもありますが、宣伝・広告という場合もありますので注意が必要です。『国民のための名医ランキング』は、経験豊富な医師に直接取材・数多く調査をして、広告を一切取らずに出版をしています。整形外科の名医は地元の口コミ、評判から探すことが有効な方法ですが、『国民のための名医ランキング』も参考にされることをお勧めします。最新版は2020年夏頃の発売予定です。

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