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2021.02.19

大阪なおみ選手に拍手 全豪優勝を祈る

大坂なおみ選手が、全豪オープンでセリーナ・ウィリアムズ選手を破り決勝進出しました。セリーナ選手の好調さは、素人目に見ても、2018年の全米オープン決勝と比べて、格段にシェープアップされた姿から感じ取れました。第一セット第一ゲームを落としたとの第一報から、嫌な予感が…。しかし、お昼には勝利のニュースが流れ、ニュースの中で見るショットだけでもテニスの醍醐味を感じました。歴史に残る試合になるのではとも言われています。良い試合だったし、大阪選手の成長を感じ嬉しくなりました。大阪選手のコメントは、いつも素直で良いなと思います。今回も、「サーブを打つのが怖かった。ネットを挟んで向き合ったら威圧感があった」、しかし、「自分がコントロールできることに集中しようと自分に言い聞かせた」 自分をコントロールすること、これは出来そうで出来ないことだと思います。大阪なおみ選手の言葉には、テニスを離れて、「そうだ、そうだった、頑張ろう」と自分にも当てはめられる言葉が多くて魅了されます。

2021.02.18

仮想現実(最新医療8)

仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)などの言葉を聞くようになりました。主にゲームの世界で使われているこの最新技術が医療で活用されはじめています。この分野の第一人者である、杉本 真樹医師は手術ナビゲーションシステム、3Dプリンターによる臓器造形など医療分野での先端技術開発を行っており注目されています。仮想現実と拡張現実を融合させた「複合現実(MR)」によって今後の手術は大きく変わることが予想されています。手術では患者の臓器の3D画像をリアルタイムで確認しながら、実際の患者の臓器にメスを入れていきます。3D画像でメスを入れるべき場所や順序を正確に把握しながら、実際の手術を進めていくことができる革新的なシステムです。これまで、熟練した名医たちしか不可能だった高度な手術が、誰もが安全に受けられる時代がくるかもしれません。今後、さらに注目されていく分野です。

2021.02.17

コロナ対策に、春への準備に『細胞美人になるコツ集めました』

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が、東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで開始されました。ワクチン接種しても、自分の免疫力アップが重要ということに変わりはありません。フッと気づくと、日差しはもう春です。もうすぐコートも脱がなくてはいけない。外出自粛で何となく体も重くなっています。改めて『細胞美人になるコツ集めました』を読み直してみました。少しは改善している思っていた食生活も、またもどって自分の好みに偏っていました。本を参考に、痩せるのはもとより、免疫力アップ、新陳代謝アップ、ムクミ取りのため、生活改善始めました。

2021.02.12

新型コロナワクチン第一便が日本到着

新型コロナワクチン第一便(ファイザー社製)がベルギーから到着しました。気が早いのですが、次のような方法で接種を受けることになるそうです。厚生労働省ホームページより引用すると、(1)接種の時期より前に、市町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が届きます。(2) ご自身が接種可能な時期が来たことをご確認ください。(3) ワクチンを受けることができる医療機関や接種会場をお探しください。(4) 電話やインターネットで予約をしてください。(5) ワクチンを受ける際には、市町村より郵送される「接種券」と「本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)」を必ずお持ちになってください。なお、接種費用は全額公費(無料)で接種出来ます。とあります。

2021.02.11

紹介状(かんたん医療用語2)

正式には「診療情報提供書」といい、紹介先の診療科や医療機関宛に患者情報を伝えるものです。紹介状には病状や既往歴、検査結果などが記載されており、かかりつけ医と大病院・専門病院との連携がスムーズにされるというメリットがあります。また、紹介状があることによって地域のかかりつけ医に専門的診療の必要性を選別してもらうことが可能になり、大病院・専門病院に患者が集中することを避けられます。大きな病院では「紹介状をお持ちですか」と聞かれると思います。紹介状がないと一から問診や検査が必要となり、余分な時間と費用がかかりますので、2016年の4月からは選定療養費として特別料金を診察料とは別に支払うことが義務付けられました。病院によっては紹介状がない場合は受診を断られることもあります。希望する病院・医師がはっきりしている場合は遠慮することなく、かかりつけ医に病院・医師名を伝え、紹介状を書いてもらいましょう。紹介状を書くことをためらう医師がいればその医師には見切りをつけて、別な医師に頼みましょう。また、普段から自分の検査データなどは自己管理しておくと良いでしょう。緊急時など紹介状がもらえなくても、いざという時に必ず役に立ちます。

名医1045人掲載、最新版『国民のための名医ランキング2021~2023

2021.02.09

あした生きるために今日を生きる

 2月9日は手塚治虫さんの命日であるため、一部では「漫画の日」ともされているようです。ちなみに、手塚治虫さんの誕生日は11月3日(文化の日)で、この日は「まんがの日」に制定されています。

手塚治虫さんといえば、代表作の一つである「ブラック・ジャック」が有名で、自身も医師免許を持っていたことが知られています。手塚治虫さんが亡くなって32年になる現在、医師や看護師になったきっかけが「ブラック・ジャック」だったという話もよく耳にします。世界中がコロナ禍に見舞われているいまの状況に手塚治虫さんが生きていたら、医療関係者や患者に対して、あるいは感染の危機にさらされている人々に対して、どんなメッセージを送ってくれるでしょうか。きっと、困難な状況でも生き抜くことの尊さを伝える作品を描いていたのではないかと想像します。

手塚治虫さんの作品では、現実の残酷さや理不尽さが描かれることが少なくありませんが、そこには希望や救いも描かれます。現在は、世界中に新型コロナが暗い影を落とし、生きることが困難な状況に置かれている人が多くいます。しかし、手塚治虫さんなら、コロナ禍の中だからこそ、未来に目を向けることは大切さを伝えてくれるのではないかと思います。
代表作である「火の鳥 黎明編」の中に、手塚治虫さんはこんな言葉を残しています。
「人間は何万年も、あした生きるために今日を生きてきた」

2021.02.05

『THE NEW KOREA』再発見(6)

1910年の日韓併合について両国の専門家や一般市民は様々な意見を持ち、論議がされてきました。日韓問題の根底に日韓併合があるのは間違いないことです。日韓併合から110年経過したわけですが、当時を知る人はほとんどいないというのが現実です。実際、タイムマシーンに乗って、当時の韓国や日本を見たいと思うことがあります。彼らはどんな生活をしているのでしょうか。そして、日本人と韓国人はどう関わっているのか。知りたいことは山とあります。残念ながら実際に当時を見ることは不可能ですから、当時を知る人の証言、文献が一つのヒントとなると思います。

そこで推薦する記録は、併合から16年後に英国人の植民地研究家であるアレン・アイルランドが書いた書籍『THE NEW KOREA』です。日韓問題について感情的な議論が多くなってしまうのは仕方がないことだとは思います。しかし、冷静に当時を知る人の記録を読むことは日韓双方にとって重要なことです。また、同時期に世界ではどのようなことが出来事として起こっていたのかを知る必要もあります。著者のアイルランドは世界40カ国を旅し、各国の政治・社会を分析してきました。そして、韓国で総督府の記録を読み、韓国人、欧米人、日本人の話を聞き、日本の統治について何が起きたのかを記録をしました。『THE NEW KOREA』は日韓問題を語る上で必読書であり、他では語られていない貴重な情報が満載です。

2021.02.03

Tao and the Cosmic Principle

森上逍遥著『タオと宇宙原理』の英語版“Tao and the Cosmic Principle”が電子版にて発売中です。first editionから、新たに語句等についての註と「おわりに」が付されました。知識ではなく、本物の哲学的思索に挑戦したい、生きることの本質を求めたい人にとって必読の書です!

2021.02.02

節分に気分を新たに

 今日は節分です。2月2日が節分になるのは、124年ぶりだそうです。

節分の日付は、立春の前日と定められています。立春は太陽の黄経が315度になる時で、多くの場合は2月4日です。そのため、節分は2月3日となることが多いわけです。ちなみに国立天文台のホームページによると、今年の立春は2月3日の23時59分で、ギリギリ2月3日になっています。
コロナ禍に生活を直撃されている現状を思うと、節分の日付が例年と違うことにも、何か特別な意味があるような気がします。「鬼は外」ではなく「コロナは外」と言いながら豆まきをしているご家庭や職場もありそうですね。
節分を機に、気持ちを前向きに切り替えたいですね。

2021.01.29

台湾の「東京五輪にエール」の恩情に多謝

 台湾の蔡英文総統が1月23日、東京五輪について日本にエールを送るメッセージを発表しました。報道によると「今日で開催まで半年となった。日本が団結によってこの試練を乗り越え、半世紀ぶりの東京五輪を再び実現するよう祝福する」とのこと。最近では、どこが発信元なのか怪しげな「中止」のニュースも多々目にする中、台湾の日本に対する温かい恩情が身に沁みました。

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