編集部ブログ

シリーズ日本人の誇り

2024.01.15

台湾の人々がどうか幸せでありますように

台湾総統選 民進党・頼清徳氏が当選しましたが、立法院は過半数維持できなかったというニュースに接し、台湾が政治的に安定していて欲しいと、日本人として、切に願います。ところで、蔡英文総統がビデオメッセージで、「中国から発信される情報について、全てのメディアはしっかり真偽を確認し、安易に引用しないで欲しい」と訴えていました。台湾では、コロナ禍で、一早く感染者の接触経路の探索にネットを活用していたのが、記憶に残っています。ネットを活用できる社会でも、情報元の真偽を自分の目で確かめる重要性は変わりないのですね。親日家の多い台湾の皆さんが、どうか心穏やかな新年を迎えられていることを切に願う次第です。日本と台湾の絆を再度確認したい方にお勧めです。『日本人はとても素敵だった―忘れ去られようとしている日本国という名を持っていた台湾人の心象風景(シリーズ日本人の誇り1) 』

2020.08.20

貴重写真が物語る77年前の朝鮮

 今から77年前、日韓併合時代の朝鮮で地方官吏(役人)として働いていた、西川清さんのインタビューをまとめたのが『朝鮮總督府官吏 最後の証言』です。西川さんが朝鮮にいた時代、その日常生活とはどんなものだったのでしょうか。そこにはきっと、衝撃的なエピソードが数多くあるに違いないと思いながら、西川さんに数日間に亘り取材をしました。しかし、その疑問に対する西川さんの答えは、「戦後教育」を受けた私たちには意外なものでした。西川さん曰く、「別に現代の日本や韓国の生活と何も変わらない」でした。慰安婦の強制連行などは?と聞いてもやはり答えは同じ。事実としてそこにあったのは、ごく当たり前の日常があっただけということ。「平穏な今の日本や韓国でそのようなこと(強制連行)が起きれば、大変な騒ぎとなるでしょう?そのような事はあり得ません」と西川さんは静かに答えました。その貴重な証言は本書に収録されている数々の写真が証明しています。写真では朝鮮人と日本人が桜の下で仲良く、笑顔で宴会しているところが写っています。日韓合同のチームで野球大会をしているところ、そして朝鮮の発展のために一緒になって働いていたことが記録されています。是非その貴重な写真を見て頂きたく思います。

2020.08.10

零戦パイロット・原田要さんから次代を担う人たちへ

 終戦の日が近づき、戦争に関する番組や記事をよく目にするようになりました。戦時を知らない者にとって、体験談を読んだり聞くこは、戦争の一端を知るためには欠かせません。

4年前、99歳で他界された原田要さんは南京攻略戦から、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル争奪戦と最前線で戦い抜きました。原田さんは、シリーズ日本人の誇り9「零戦老兵の回想」で「次代を担う人たちへ」と題して、次のように認めています。

「我々は単に知識として戦争を学ぶだけでなく、苦労を体験された方々の想いを次代につないでいく役目も負っているのだなと思います。かつての戦友たちが持っていたように、この日本は自分たちが護るのだという「気概」と「誇り」を持ってもらいたいと思います。

2020.07.31

李登輝 台湾元総統 逝く

李登輝元総統のご逝去の報に心より哀悼の意を表します。李登輝氏の日本に対する言動には、常に日本に対する愛情が溢れ、励まされました。29日、蔡英文総統や頼清徳副総統、蘇貞昌行政院長(首相)らが、台北の病院を訪れて見舞ったとのニュースに接し、よほどのご病状かと案じておりました。李登輝氏が戦前の日本教育を称賛されるのを聞くと、戦後に生まれた私たちは、戦前の日本人の頑張りによる恩恵に預かっていることを強く感じました。

2020.06.15

子どもたちに自信を植え付ける教育が大切!

このコロナ禍の中、日本の行く末を考えた時に、

改めなければいけない課題は沢山あると思いますが、

一番大事なのは、子どもたちの教育なのではないかと思います。

その日本の教育について、「日本人はとても素敵だった」の著者・楊素秋さんは著書の中で

「日本人に自信を植え付ける教育が必要」と題して次のように著わしていますので、その一部をご紹介します。

日本人が誇りを持てないのは、自信がないからです。その自信を植え付けるには、どうしたらいいのでしょうか。

昔、日本の先生は、日本の国の素晴らしさをことある毎に私たちに教えてくれました。

授業や日常での先生のお話を通じて、私たちは、日本とは素晴らしい国なんだな、その素晴らしい国の国民である私たちは、しっかりしなくてはいけないんだ、という自覚を育んでいったように思います。今のように、日本の国は悪いことをしたとか、あちこちに謝らなければいけないということばかり教えられたら、生徒は自国に誇りと自信を持てるでしょうか。

2020.05.18

台湾新幹線と並行して走る100年前に日本が建設した「縦貫線(台湾縦貫鉄道)」

 一昨日、16日(土)より、NHKで日台共作のドラマ『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』が始まりました。

台湾新幹線プロジェクトの軌跡を軸にして、日本人と台湾人の心の絆を描いた吉田修一氏の傑作小説をドラマ化したものです。

全3回にわたって放映されるそうで、物語の展開に加えて、台湾各地の風景も楽しみにしています。

2007年に開通した「台湾新幹線」は台湾の主要交通機関として今ではすっかり定着しているそうですが、この新幹線と並行するように走っているのが「縦貫線(台湾縦貫鉄道)」。この鉄道は、台湾が日本の統治下にあった100年以上も前に(1908年全通)、日本人と台湾人が力を合わせて建設したものです。日本と台湾には、100年の時を超えて強い絆があるんですね。

弊社刊『日本人はとても素敵だった』では、著者の楊素秋さんがこの縦貫線に乗って(路竹駅~台南へ)、中学受験に行く場面から始まっていますが、素秋さんは、日本時代を振り返り「古き良き時代」だったと次のように懐かしんでいます。

2020.04.27

日本と台湾の絆

 先日、台湾から200万枚ものマスクが日本に寄贈されたというニュースに接し、台湾が親日国であることをとても有難く思いました。

それと同時に改めて日本と台湾の絆の強さを実感しました。
弊社の「シリーズ日本人の誇り」の全10冊中、1~5は戦前・戦中の日本時代を生きた台湾人の方々の証言です。
シリーズ1冊目日本人はとても素敵だったの著者・楊素秋さんは、歯に衣着せぬ物言いで、日本人に熱いエールを送ってくれています。
このところ新型コロナの暗いニュースが多く気も滅入りがちですが、素秋さんの日本を愛する力強い一言を聞くと、自然と元気が湧いてきます。
本書の中からそのエールの一部をご紹介します。

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