編集部ブログ
2021.07.07
コロナ禍で孤独死がリアルに
新型コロナウイルス感染症の流行で、社会システムや人々の生活が一変しました。以前は、「孤独死」という言葉も、多くの人々が「まさか自分は関係ないかな…」と他人事に思っていたことでしょう。しかし、コロナウイルス感染症が流行し始めると、リアルなものとして迫ってくるようになりました。若い人にとっても、有り得ないことではなくなりました。いざとなれば、救急車でどこかの病院には運んで貰える、と思っていたのに、コロナ疑いで「まずは自宅で様子を見て下さい」と言われれば、買い置きの食べ物がなければ、次の日の食事にも困ってしまいます。高層マンションで、誰にも看取られずに亡くなる例も報告されています。
健康寿命をのばし、認知症や社会的孤立のリスクを下げるための「脳活」「食事」「運動」「交友」「介護]-コロナでの経験をプラスに転じるためにも、今一度、自分の健康やいざという時の備えを、外出自粛の今こそ、考えてみましょう。それにお勧めの本が、『わがままに老い支度 - いずれ来る孤独への30の提案』です。90歳・健康長寿の現役医師、松原英多氏が長年の経験と研究に最新情報をまじえ、老化という大仕事を元気に乗り越えるための身近で意外な方法をご提案します。