編集部ブログ
2020.05.01
走る時は10メートルくらい離れないと…感染の危険がある
京都大学iPS細胞研究の山中先生の「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」をチェックしています。
その中に、「走る時は、10メートルくらい離れないと感染の危険があるという報告もあります。」と紹介されていました。確かに、走っている最中は吐く息も早く大きくなりますね。
最前線で活動されている医療従事者の方々に、心より敬意を表します。
医療現場は、ギリギリの状態であると報道されています。しかし、ギリギリの状態が続かないよう、少しでも感染者数を減らし、余裕がある状態で診療体制を維持できるようになるよう祈らずにいられません。ギリギリの状態が続けば、医療関係者の方々の免疫力が落ちてしまい、院内感染のリスクもさらに高まります。
「家にいるだけで人助けになる。こんなことは今までなかった」とのネット上の声に、本当にそうだと思います。
当たり前にしていた「電車に乗る」「本屋でぶらぶら立ち読みする」なんてことも、どんなに有難いことだったかと痛感します。
3月31日、新型コロナウイルス問題で、「国立がんセンター新たに2人の感染確認 新規外来も中止」というニュースが目に飛び込み衝撃を受けました。その後、続々と多くの基幹病院で、新規外来を中止や制限が発表されています。患者さんが希望する病院に受診できないようではと思うと、心が痛むところです。
各国でワクチンや抗ウイルス剤の研究が進められています。政府が、抗ウイルス剤レムデシビルについて、特例で簡略審査し、早ければ、今月上旬にも承認する方針を固めたとのことです。
大阪知事に対する「吉村寝ろ」というワードがトレンド入りしましたが、研究者の皆さんも寝ていないのではないかと健闘に感謝です。
昨日、安倍首相が緊急事態宣言の延長を表明しました。感染症は、流行と沈静の波を繰り返すということなので、早く治療薬が見つかることを待ち望んでいます。