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2020.05.18
台湾新幹線と並行して走る100年前に日本が建設した「縦貫線(台湾縦貫鉄道)」
一昨日、16日(土)より、NHKで日台共作のドラマ『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』が始まりました。
台湾新幹線プロジェクトの軌跡を軸にして、日本人と台湾人の心の絆を描いた吉田修一氏の傑作小説をドラマ化したものです。
全3回にわたって放映されるそうで、物語の展開に加えて、台湾各地の風景も楽しみにしています。
2007年に開通した「台湾新幹線」は台湾の主要交通機関として今ではすっかり定着しているそうですが、この新幹線と並行するように走っているのが「縦貫線(台湾縦貫鉄道)」。この鉄道は、台湾が日本の統治下にあった100年以上も前に(1908年全通)、日本人と台湾人が力を合わせて建設したものです。日本と台湾には、100年の時を超えて強い絆があるんですね。
弊社刊『日本人はとても素敵だった』では、著者の楊素秋さんがこの縦貫線に乗って(路竹駅~台南へ)、中学受験に行く場面から始まっていますが、素秋さんは、日本時代を振り返り「古き良き時代」だったと次のように懐かしんでいます。
2020.05.15
なぜ医療崩壊寸前? 必須「優秀なかかりつけ医」
緊急事態宣言発令前より、ずっと「医療崩壊寸前」が懸念されています。なぜ医療崩壊寸前(すでに医療崩壊している病院も?)なのでしょうか? なぜなら、そもそも普段から医療現場は、パツパツの状態で余力がないのです。普段でも、病院では予約しても長時間待たされ、医療フタッフにも余裕のなさを感じることが多くあります。そんなところへ、感染症流行という負荷がかかればひとたまりもありません。つまり、医療現場が通常の診療に余力のある状態にならなければ、いざという時すぐにパンクする可能性があるというわけです。
その解決策の一つに、「かかりつけ医」「総合診断医」の充実があります。医療改革は、実は古くて新しい課題です。総合診療パイオニアで、日本の医療システム改革の担い手の1人である竹村洋典Dr(現・東京医科歯科大学総合診療科教授)をインタビューした『救いの総合診療医―新・総合診療専門医が日本の医療を変える! 』では、この問題を取り上げています。竹村洋典Drは、「優れたドクターG(総合診療医)に近隣で、いつでも受診できる、個人的な事情にも配慮してくれる、そして、何より的確に病気を診断し、必要な場合は適切な基幹病院を探し、原因探しの毎日から救ってくれる、そんな未来がやってくる」そんな夢に向かって、猛ダッシュしているドクターです。
2020.05.15
森上逍遥先生最新刊『タオと宇宙原理』第1章その3
森上逍遥先生の最新刊『タオと宇宙原理』より、第一章「意識と科学 量子仮説」の続きをご紹介します。
第一章 意識と科学 量子仮説
神の再構築
◆「信仰」の否定と「分別」という誤り
この神観が、物理学の発展によりそのリアリティを失い、知的を自認する者たちを中心に自然科学者、生理学者、生物学者たちが〈依存〉として受け止めた神観からの脱出を試み、彼らは神信仰を捨て唯物信仰へと転換したのである。このような物事に執着して判断していく思考を仏教では「分別」と呼んで、煩悩の最たるものと教えている。凡夫の愚行として分類するのであるが、そのようなことを知る由もない知性を標榜する者たちは、新たな唯物信仰へと移り、神への信仰を捨てたのであった。その結果、それまで宗教によって保たれていた道徳や倫理観が崩壊し、権力やカネが優位の社会を形成し始め、敗者は劣者と見られるようになった。その最たる者がヒトラーであり、現在のアメリカ文明であるだろう。次は中国文明がそれに代わるのかも知れない。現在の日本も同類である。
2020.05.14
最新版『名医ランキング』掲載医師数を大幅に増強
最新版『国民のための名医ランキング2021~2023』は、安心してかかれる医師を1000名以上掲載する予定です。前回の2018年版は514名でしたから、約2倍になります。全国の地域を網羅したいところですが、医師・病院はどうしても大都市圏に集中しています。手術など大病の方は遠くても名医のところに行くことを是非ともお勧めします。やはり、できるだけ名医と呼ばれる医師の診断・治療を受けて頂きたく思います。
一方でご高齢のために遠くに行けない、家族の問題で近くの病院を探しているという方も多いと思います。家族のサポートを第一に考えればそれも選択肢の一つといえるでしょう。そのようなご意見に少しでも参考になればと思い、『国民のための名医ランキング』では掲載人数を大幅に増やしています。日本人の三大疾病である、がん、心疾患、脳卒中だけではなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病も扱っています。長期の治療が必要な生活習慣病も医師によって治療方針が違ってくる場合がありますので、よく調べて医師・病院を選びましょう。また、整形外科の名医を探しているという方も多いのではないでしょうか。整形外科分野は寝たきり防止など健康に長生きするために大変重要な分野です。あきらめずに名医を探しましょう。最新版『国民のための名医ランキング』は2020年夏頃に発売を予定しており、電子書籍も同時発売予定です。
2020.05.13
ベストセラーに見る韓国問題
昨年、日韓でベストセラーになった『反日種族主義』の著者・李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大教授らが先日、新著『反日種族主義との闘争』を韓国で発刊したそうです。前作では「事実に基づかない反日敵対意識と感情が韓国の危機をもたらした」とし、韓国人の研究者からこのような主張が出てきたことにはとても驚かされました。
まだまだ収束しそうにない日韓問題。その発端でもある日本統治時代の韓国を客観的な目で記した本が植民地研究の第一人者でありイギリス人のアレン・アイルランドの日韓併合分析『THE NEW KOREA 朝鮮が劇的に豊かになった時代』です。
2020.05.13
コロナが変える時代
コロナの感染者が全世界で400万人を突破しました。大変な数です。
現代に生きているほとんどの人が初めて経験するこのパンデミックによって、様々な部分から世界が変わろうとしています。それは多くの人が実感しているのではないでしょうか。
身近な所では人との距離の取り方から、大きな所では国と国のパワーバランスまで、変化は目に見えて実感できるものです。この変化がもたらす経済的な苦痛も大きなものがありますが、逆に、このような変化の時だからこそ、先人の知恵や書籍の中に、何かを発見できることも多いはずです。今だからこそ、良い本を選んでじっくり読みたいものです。弊社の書籍も、そのためにお役に立てればと思います。
コロナの影響で最も身近な変化は、大人も子供も家の中にいる時間が長くなったということでしょう。在宅ワークや在宅学習が一気に身近なものになりました。ひと昔前には、インターネットが普及すれば、会社に出社しない人が大半になる、などと言われたこともありますが、実際には、そんなことはありませんでした。コロナの影響で、短期間でテレワークや在宅ワークが当たり前のものになってしまったのは驚きです。生活を大きく変えるという触れ込みで5Gが登場するのと期を同じくするのは、単なる偶然というだけでなく、必然的な時代の変化のようにも感じられます。
後の世の人が、今の時代を歴史的な転換点と位置付ける日が、ひょっとしたら来るのかもしれません。
2020.05.12
森上逍遥先生最新刊『タオと宇宙原理』第1章その2
森上逍遥先生の最新刊『タオと宇宙原理』より、第一章「意識と科学 量子仮説」の続きをご紹介します。
第一章 意識と科学 量子仮説
神の再構築
◆意識とは何か(続き)
ギリシャ哲学に代表される西洋哲学においても、哲学のスタートは「神」の理解であった。当時の知的人物らが、庶民が考えつくこともない理屈を考え、神の存在の有無を論じ、より優れた者は自然哲学を学ぶ者となった。ピタゴラスに代表される偉大な哲学者は、現代人の大半が理解できない数学(数式)の道を切り開き、同時に自然と人間の意識とを神の創造物として分析した。西洋知識人の多くがいまだにプラトンをはじめ、この古代の哲学者たちへの敬意を忘れない。この欧米人と同じ感性を日本人の多くが疾に失ってしまっている。
ユダヤにおいても、5000年も昔からの歴史を重んじ、そこに現れる信仰厚い偉人達に敬意を払っている。偉大な哲学の歴史を持つインドにおいても同様である。中国の聖人たちは、いまも我々の精神の支柱として君臨している。にも拘らず、近年の唯物論者の急増には残念ながら抗しきれない。
2020.05.11
コロナに負けない! 日々の鍛錬を欠かさない奥村正子さん
新型コロナの影響で、5月に予定されていたベンチプレス世界大会が延期となり(中止が濃厚)、
トレーニング場にも2カ月半もの間通えていないというベンチプレス世界チャンピオンの奥村正子さんですが、
ご自宅での鍛錬は続けているそうです。
奥村さんによると、健康維持には歩くことが何よりいいとのことで、
1㎏のダンベルを左右の手に持って5キロの山道を歩いたり、
5㎏の重りを入れたリュックを背負って5キロ歩いたり、
上り下りのない平地を歩く時は、8キロも歩いているそうです。
上半身は、腕立て伏せに加えて、ダンベルやゴムチューブを使って鍛えているとのこと。
もう少しで、満90歳になる方のする運動とは、とても思えませんよね(>_<)
緊急事態宣言で、家から出ないことが多くなりがちですが、奥村さんを見習って、できるだけ歩くようにしたいですね。
今日は、奥村さんの著書「89歳、人生なんだってできるのよ!」の中から、歩き方に触れた一節をご紹介します。
日々の健康維持に役立てて貰えたら幸いです!
2020.05.08
森上逍遥先生最新刊『タオと宇宙原理』第1章
森上逍遥先生の最新刊『タオと宇宙原理』より、引き続きご紹介します。今回から、第一章「意識と科学 量子仮説」の一部をご紹介します。意識とは、何でしょうか。私たちは、当たり前のように意識という概念を用いていますが、では、意識とは何なのか、どこに生じるのか、考えてみると、とても曖昧で、言葉に窮してしまいます。科学がまだ解明できていない最大のテーマなのかもしれません。
第一章 意識と科学 量子仮説
神の再構築
◆意識とは何か
我々の意識とは何だろうか。「我」とは意識そのものだが、その意識がどこから来るのかは未だ誰も知らない。脳生理学者は脳内ネットワークが作り出したものに過ぎないと言うが、果たしてそうだろうか。確かにそれは一面の真実ではあるが、その主観性が客観として存在しうるだけの説得力をもって脳に依存するという答えの不確かさに誰しもが疑問を持っているものだ。全ての存在は還元すれば原子に辿り着く。さらに、原子を構成する陽子や電子、更には陽子を構成するクォークなどの素粒子の原理は量子論として理解され、存在の否定の解を導いている。極論すれば、生滅を繰り返す(つまりは固定的存在性が否定される)量子が「私」を形成している以上その「私」も固定的存在性が否定されるということになる。更には、「私」の意識の有意性について改めて議論の余地を残ことになる。すなわち、この意識を存在せずとして否定するのか、あるいは独自存在として肯定するのかという問題が発生する。
2020.05.08