編集部ブログ
2021.11.02
新型コロナの収束に関する新たな研究結果(最新医療17)
現在、日本では感染者数が急激に減少しています。感染者が減っている理由について専門家はこれまで「人流の減少」「感染対策の徹底」「ワクチンの効果」「天候」などを指摘しています。しかし、11月30日に国立遺伝学研究所と新潟大のチームは新たな研究結果を発表しました。流行を引き起こしたデルタ株でゲノム(全遺伝情報)の変異を修復する酵素「nsp14」が変化し、働きが落ちたことが影響した可能性があるということです。同研究所の井ノ上逸朗教授は「修復が追いつかず死滅していったのではないか」と指摘しています。新型コロナに関する情報は日々更新されています。新たな流行に備えて常に最新情報をチェックするようにしましょう。