編集部ブログ
2020.09.15
読書を通じて先人の智慧に学びませんか
以前、9月15日は「敬老の日」でしたが、その由来をご存知でしょうか。
1947年のこの日に、兵庫県の野間谷村で開かれた敬老会が元で、そこから全国で行われるようになったそうです。当初は「としよりの日」という名称だったのが、1964年に「老人の日」に改められ、1966年から「敬老の日」となりました。
現在、祝日としての「敬老の日」は9月の第3月曜日に変更されていますが、今でも9月15日は、老人福祉法によって「老人の日」と定められています。
「老人」という言葉にはネガティブなイメージを持つ人が多いようですが、「老」というのは、もともとは、先達や物事をよく知る人、という尊敬のニュアンスを伴う言葉です。
先人の言葉には、それだけの価値があるということでしょう。弊社の「日本人の誇り」シリーズにも、貴重な先達の証言が収められています。また、未来の古典たり得る書籍も刊行されています。多くの書籍を読み、自分が老人として次代に言葉をつなげていくことができたら、それは素敵なことではないでしょうか。