編集部ブログ
2020.08.24
レジ袋有料化による書店での万引き増に思う
レジ袋の有料化が始まって、2カ月が経とうとしています。
先日、ある書店で本を購入した所、「袋はお要りようですか?」と聞かれました。ちょうどリュックを背負っていたこともあり、不要である旨を伝えると、本に丁寧にレシートを挟んで手渡してくれました。レジ袋の有料化は、書店もその例外ではないんだなと実感したのですが、このレジ袋の有料化によって書店での万引きが増えているのだそうです。書店によっては、万引き対策として「お買い上げテープ」を本に貼ったり、エコバッグを入店時に書店員に預けるよう呼びかける所もあるのだとか。一部の人の心無い行為によって、書店さんが不利益をこうむってしまうことに強い憤りを感じます。
「日本人はとても素敵だった」の著者・楊素秋さんが、台湾で「日本精神」と言うと、嘘をつかないという誉め言葉だと仰っていたのを思い出します。楊さんがこんな日本の現状を知ったらどれだけ悲しむことだろうか…。日本を少しでもよい国にしなければ!と改めて思わされたニュースでした。