編集部ブログ
2020.06.15
子どもたちに自信を植え付ける教育が大切!
このコロナ禍の中、日本の行く末を考えた時に、
改めなければいけない課題は沢山あると思いますが、
一番大事なのは、子どもたちの教育なのではないかと思います。
その日本の教育について、「日本人はとても素敵だった」の著者・楊素秋さんは著書の中で
「日本人に自信を植え付ける教育が必要」と題して次のように著わしていますので、その一部をご紹介します。
日本人が誇りを持てないのは、自信がないからです。その自信を植え付けるには、どうしたらいいのでしょうか。
昔、日本の先生は、日本の国の素晴らしさをことある毎に私たちに教えてくれました。
授業や日常での先生のお話を通じて、私たちは、日本とは素晴らしい国なんだな、その素晴らしい国の国民である私たちは、しっかりしなくてはいけないんだ、という自覚を育んでいったように思います。今のように、日本の国は悪いことをしたとか、あちこちに謝らなければいけないということばかり教えられたら、生徒は自国に誇りと自信を持てるでしょうか。
私は身体障害者の子供たちを預かっていた時、毎日毎日精神訓話をやり、
「あなたたちは偉いんだよ」と言い続けました。そして、「しっかりせい!」という言葉を投げ掛け、自覚を育てていったのです。
立派な人間を育てるためには、精神の訓練をしなければいけません。
子供も国民も、「醜いよ」と言われたら本当に醜くなってしまうものだと思います。
しかし、言葉だけではなく、そこには「愛」が必要です。
私の教わった日本の先生方は、いつも愛をもって、優しく、厳しく、子供たちを育ててくれました。
私はトルストイの言葉が好きです。
「愛とは何ぞや。愛というのは欠けたるものを補う感情ではなく、溢れるものを包む心である」と。
私はこの言葉が大変好きです。