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元零戦パイロットの原田要さんが5月3日、多臓器不全のため亡くなりました。享年99歳でした。

100歳まではご壮健でいて頂きたかったと、寂しい思いですが、原田さんは戦友の方々と再会を果たされ、喜んでおられるのかもしれません。原田さんは、昭和12年、海軍の戦闘機パイロットとなり、南京攻略、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、ガダルカナル島争奪戦など、数々の戦いを体験された、戦争の生き証人でした。

戦後は一貫して平和の大切さを訴えられ、祖国のために戦った戦友たちの国を守るという思いが、いまの日本の平和につながっていることを話されました。

弊社は、『零戦老兵の回想』と『わが誇りの零戦』の2冊のご著書を刊行させて頂いたことを誇りに思います。ご冥福を心よりお祈り致します。