新着情報
2014.11.24
岩手県の陸前高田災害FMで紹介
陸前高田災害FM、2014年11月11日 9:00~10:00「情報every・陸前高田」(生放送)12:00~13:00(再放送)の中で「行く道に花の咲かない道はなく」が紹介されました。
(全体の雰囲気をお伝えしたくて、音声は全体17分くらいで、本の紹介は開始から8分くらいです)
3・11の月命日に放送
東日本大震災で被害を受けた三陸海岸の中でも、陸前高田は壊滅的被害を受け、今も復興に向けて多くの課題を抱えています。
陸前高田災害FMに伺ったのが、11月10日の前日でした。
すぐに明日、月命日の11日の生放送で紹介しましょうと言って頂きました。
辿り着けないラジオ局
実は、ラジオ局の場所が分からず、陸前高田災害FMさんにお電話しては分からず、お電話しては分からず、困り果ててしまいました。
東日本大震災の津波の被害で、番地が変わってしまい、飛び地になってしまっているそうです。
やっと、高台にある陸前高田市米崎町の普門寺を目印に、辿り着くことが出来ました。
そこは、資材置き場のような更地の片隅にある、平屋の小さなラジオ局でした。
東日本大震災から3年8カ月、「まだ3年8カ月」と思った瞬間でした。
普門寺に眠る無縁仏
放送の中で、紹介されていますが、陸前高田市内で身元不明でご家族が帰りを待ちわびている方が207名、身元不明のご遺骨が県内で66体、陸前高田市内で14体、先ほどやっとのことで辿り着いた普門寺に墓地を作って埋葬されているとのことです。
陸前高田市の松原に残った奇跡の一本松
今の陸前高田の海岸線は、まるで未来都市のような造成地。しかし、かつて、350年にわたって植林され約7万本の松の木が茂り、陸中海岸国立公園(現三陸復興国立公園)や日本百景にも指定されていた景勝地であったそうです。
市内に一軒の書店、伊東文具店
陸前高田市内には、仮設建物の伊東文具店が一軒しかありません。そこにも、「行く道に花の咲かない道はなく」を置いて頂いています。
一日も早い復興を祈念して
復興に当たっては、どういう計画が良いのか、なかなか道筋をつけるのが難しいそうです。 亡くなった方のご冥福と、一日も早く、地元の多くの方々の希望に沿った街づくりが進むことを、心からお祈りしております。