神道大辞典 全巻合体本

  • 著者:平凡社
  • 税込価格:3,300 (3,000円+消費税300円) 
  • ページ数:1706ページ
  • 発売日:2016/5

あらすじ・内容

『神道大辞典』は、昭和12年(1937年)から15年(1940年)にかけて平凡社より出版された、神道に関する辞典(全3巻)。計1700頁の大作である。

古典的文献、祭祀や神社の由来、用語の解説など多岐にわたり、貴重な写真や図と共に収められている。膨大な神道の資料をまとめるに当たって出版を危ぶまれた時期もあったが、皇紀2600年(昭和15年)の祝典記念として出版された。

出版にあたり昭和13年、出版当時の平凡社社長であった下中弥三郎氏は、序文「神道大辞典を世に送る」で、出版の意義を次のように述べている。

郷村には必ず神社があり、祭が行なわれている。しかし、その祭神が何であるか、その由緒は、となると、明白ではない。国民にも、精神の指導の立場にある人々にすら認識が極めて不十分である。しかし、その事実を咎める前に、外国文化の吸収に急なるがために、神道研究に関して怠ってこなかったか、を考えてみなくてはならない。仏教、キリスト教に関しては膨大に大辞典が刊行されているにも関わらず、神道に関しては、同社(平凡社)が出版した山川鵜市氏著の『神祇辞典』のみで、好著であるものの規模が小さい為、改めて大辞典を関係各位の協力を得て、出版するに至った。(内容要約)

本書デジタル版は、国立国会図書館が所蔵し、近代デジタルライブラリーとしてインターネット上に公開している資料を、元のデータの画面が歪んでいる部分は補正して見やすくし、利便性を高めるため、まとめたものである。

写真や図、またルビが多いため、それを残すため、検索機能はつけず目次を付記した。

オリジナルの紙の書籍は極めて入手困難で(ほぼ不可能)、全3巻と重量感があるが、電子書籍化により、この名著が広く活用される機会が増え、歴史ある日本文化や神道の理解の一助になれば、幸いである。

≪貴重本復刻シリーズについて≫

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

貴重本復刻シリーズは、今後永年読まれる価値のある本を、電子書籍化したものです。

国立国会図書館が所蔵し、近代デジタルライブラリーとしてインターネット上に公開している資料で、著作権保護期間が満了したタイトルの画像データを基に製作しています。

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