『食の神学』(Amazonで予約受付中)

少年の日の覚悟
  • 著者:櫻井圀郎
  • 定価:1,300円(税込み1,430円)
  • ページ数:176ージ
  • ISBN-10:4910156003
  • ISBN-13:9784910156002
  • 発売日:2025/7/5
  • サイズ:四六判 18.8x12.8x1.3cm
  • 発行元:桜の花出版

「食」から聖書を読み解く 知的興味溢れる書

三十年以上も前のこと。当時、米国在住だった著者が、「食」という観点から、聖書についての十回の講義を行なったことが、本書の草稿となっている。

「まえがき」より
聖書を、日本語や英語で読んでいたときに感じた疑問点を中心に、原典であるヘブライ語やギリシャ語で解き明かしていくと、疑問が解消されました。
その後、聖書全体を、「食」という視点から見ていくと、神学の全体構造が明らかに浮かび上がってきたのです。
それを「食の神学」と題してまとめたのが本書です。

聖書には全編にわたって「食」のテーマが繰り返し象徴的に描かれている。
禁断の木の実、捧げ物、断食、そしてパンと葡萄酒―
聖書に描かれた〈食〉の意味を原語から解き明かすとき、通説の裏に隠された真実が姿を現す。

「食」からキリスト教の本質が見えてくる知的興味溢れる書。

目次


まえがき
第一章 天地創造と食物
第二章 罪の人間と食べもの
第三章 社会生活と食物
第四章 信仰と食べもの
第五章 基督と食べもの
あとがき

著者について

櫻井圀郎 さくらい くにお
宗教法および宗教経営研究所・所長教授、宗教に特化した司法書士・行政書士・海事代理士・社会保険労務取扱・出入国管理取次・著作権相談員・リスクマネジメントアドバイザー・災害対策コーディネーター・犯罪被害者支援員、「法と神学」のミニストリーズ・牧師、日本長老教会・神学教師、ほか。

〇元職:東京基督教大学・教授(法学、組織神学、弁証学)、共立基督教研究所・所長、東京基督神学校・講師(契約神学、人間論、弁証学)、宗教法学会・理事、宗教法人審議会・委員、ほか。

〇学歴:名古屋大学法学部、名古屋大学大学院博士課程(民法専攻)、東京基督神学校、フラー神学校神学高等研究院(組織神学専攻)、高野山大学大学院(密教学専攻)、ほか。
○著書:『日本宣教とキリスト教の用語』(いのちのことば社)、『異教世界のキリスト教』(いのちのことば社)、『沖縄宣言』(いのちのことば社)、『使徒信条』(CS成長センター)、『キリスト教弁証学入門』(日本長老教会)、『混迷の中のキリスト教』(日本長老教会)、『「異教としてのキリスト教」からの脱却』(リバイバル新聞社)、『「ビジネスと信仰」を考える』(JCB Network)、『神論講義』(東京基督教大学)、『人間論講義』(東京基督教大学)、『神と人間の神学』(「法と神学」のミニストリーズ)、『教会と宗教法人の法律』(キリスト新聞社)、ほか多数。

○共著:『大学とキリスト教教育』(ヨルダン社)、『神と世界と日本と』(共立基督教研究所)、『Evangelical Dictionary of World Missions』(Baker)、『日本宣教と天皇制』(いのちのことば社)、『自分らしい葬儀』(いのちのことば社)、『日本文化とキリスト教』(RACネットワーク)、『「21世紀」信仰問答』(キリスト新聞社)、『キリスト教年鑑(2007)』(キリスト新聞社)、『キリスト教大事典』(キリスト新聞社)、ほか多数。

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