ループ 忘れ去られた記憶の旅
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内容紹介
大好評『タオと宇宙原理』の著者・森上逍遥の最新作。
若い魂に課せられた〈次元上昇〉の物語。
それは、穏やかな風がそよいだときに現われた
不思議なヴィジョンから始まる自分探しの旅だった―。
「あの時」のことを想い出すことはあるか。「あの時」のことだ。
君が独りで淋しそうにしていた「あのとき」のことだ。
君の心に去来していた風は、時に君を独り悲しみに沈ませることがあった。
それは辛い想い出だ。
しかし、その時に君の中に純性が芽吹いたことに気付かなかったようだね。
君はあの時に内在する純性を肉体に顕わしたのだ。
あの悲しみがなかったら、
君はいまこの不思議の風を受けることは出来なかった。
- 葛藤こそが霊性を向上させる 葛藤の昇華は自己犠牲を意味する
- 迷う人にこそ超越の可能性がある
- 進化した証として、魂は一つの結晶化を成す
- 〈他者〉の眼差しは君の人生のどんな責任もとってくれない。
果てしないループ(繰り返し)の中に迷う全ての人へ贈る待望の新刊!
『ループ』目次
第一章 記憶の旅
旅路
存在と知識
自由とは何か
〈私〉の主人になる
人間はロボットにすぎない
意識と現象の旅
ループからの脱出
老子の無為自然
魂・霊とは何か
再びと旅に出る
第二章 円環(ループ)
輪廻転生
円環(1) 第1期 渾沌期
円環(2) 第2期 誕生期
円環(3) 第3期 才能期
円環(4) 第4期 学習期
円環(5) 第5期 統合期
円環(6) 第6期 解放期
円環(7) 第7期 仕事期
円環(8) 第8期 結婚期
円環(9) 第9期 成熟期
円環(10) 第10期 哲学期
円環(11) 第11期 完成期
円環(12) 第12期 飛躍期
森上逍遥 もりがみ しょうよう
福岡生まれ。文筆家。思想家。
中学・高校とミッションスクールの西南学院に通い、キリスト教教育を通して聖書と西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。業界紙記者などを経た後アメリカに移住。地球世界の文化を見て歩き人間研究を行なう。後に帰国。著書に『侘び然び幽玄のこころ』『人生は残酷である』『タオと宇宙原理』『ループ 忘れ去られた記憶の旅』『科学者たち58人の神観』(桜の花出版)がある。令和2年5月、森上逍遥に改名。