89歳、人生なんだってできるのよ! -マスターズベンチプレス世界チャンピオンが語る 人生100年時代を楽しく生きる秘訣-
世界最高齢のベンチプレスマスターズ世界チャンピオン・奥村正子の年をとっても楽しい生き方。
89歳の著者が、いかにして現役世界チャンピオンであり続けられるのか?
本書には、「お年寄りやこれから年をとる人たちに元気を届けたい!」という想いでバーベルを挙げ続けている著者が実践している「健康法」や「心の持ち方」「89年の人生で得た教訓」などのイキイキと老いる秘訣が惜しみなく紹介されています。自分流にアレンジすれば日常生活に役立つこと請け合いです。「老い」を感じている人にはもちろん、まだまだ若いと思っている人にも、前向きに生きたい人におススメの1冊です!
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『89歳、人生なんだってできるのよ!』 著者
奥村正子(おくむら まさこ)
1930(昭和5)年、横浜市生まれ。戦時色の濃い中、明治生まれの祖父と母から厳しく躾けられて育つ。
1945年、中学生の時に「横浜大空襲」に遭い、命の大切さを思い知らされる。
1953年、結婚。1967年より在日米陸軍基地「キャンプ座間」で13年間勤務。
50歳の時に両膝を痛め、運動で克服して以来意識的に足腰を鍛えてきた。
2002年、夫の交通事故のリハビリをきっかけに72歳でベンチプレスを始める。夫との二人三脚で練習を続け、2013年、83歳の時に世界マスターズベンチプレス選手権(60歳以上、47㎏級)で優勝。以来3連覇を果たす。
2017年、脳梗塞の治療で世界大会出場を断念。直後に長年連れ添った夫にも先立たれてしまう。逆境の中、周囲の支えと持ち前の努力で2018年世界大会で復活優勝。50㎏の日本記録と45㎏の世界記録を持ち、非公式ながら85歳の時に60㎏のベンチプレスを成功させている。
2020年の東京オリンピックで聖火ランナーを務める夢も持つ。
「私と同じお年寄りやこれから年をとる人たちに元気を届けたい!」という想いでバーベルを挙げ続けている。
体重47㎏、身長154㎝、茨城県鹿嶋市在住。
【著者紹介メディア】
- 2015年12月 テレビ朝日「ナニコレ珍百景2時間スペシャル」
- 2016年8月2日 テレビ朝日「スーパーJチャンネル」
- 2018年10月14日(日) TBS FACES~言葉みたいな顔がある
- 2018年11月 4日(日) テレビ朝日「ナニコレ珍百景」
- 2019年1月27日 テレビ朝日「東京応援宣言」(サンデーLive!!内)
- 2019年3月4日 日本テレビ「ヒルナンデス」
- 2019年3月19日 TBS「この差って何ですか」
ほか、多数
内容紹介 <はじめにより>
私が「ベンチプレス」を始めたのは、72歳の時です。普通に考えたら、とうに引退しているような年齢でした。でも、何事も始めるのに遅いってことはないんです。やればやるほど記録が伸びるのがとにかく楽しくて、今年89歳になる今まで、もう17年もバーベルを挙げ続けてきました。(中略)
あの時、老化だから仕方ないね、と諦めていたら今の私はありません。私の人生は
老化との闘い、自分の限界への挑戦です。でもそれは、そんなに大げさなことではなく、
工夫や気持ちの持ち方次第で楽しいものにもできるんです。
「年をとるのを不安に思う必要はないのよ!」
「気持ちまで年をとる必要はない!」
「人生なんとかなる!」
これが私の信条です。(中略)
この本を手にしたあなたが、いつまでも元気で、「人生なんだってできるのよ!」という明るい気持ちで、日々を楽しく過ごしてくれたら嬉しいです。
『89歳、人生なんだってできるのよ!』 目次より抜粋
プロローグ ― 脳梗塞と主人の死を乗り越えて ―
第1章 ベンチプレスとの出会い
第2章 ベンチプレスがくれた喜び
第3章 食事、睡眠、規則正しい生活
第4章 気持ちが大事!
第5章 外に出よう!
第6章 幸せは心ひとつ ―89年の人生で私が確信したこと―
第7章 私の根幹を作った体験(「明治の厳しい躾が私の元を作った」「横浜大空襲」ほか)