アジアが今あるのは日本のお陰です スリランカの人々が語る歴史に於ける日本の役割
スリランカの人々が語る歴史に於ける日本の役割(シリーズ日本人の誇り 8)
「私は親日家ではなく、日本の賞賛者です」遠い国スリランカの人々の親日感情のルーツは、日本が戦った戦争とスリランカ独立までの歴史にあった。
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表紙の帯より
20世紀初頭、セイロン(現スリランカ)建国の父ダルマパーラをして「欧米人のアジア人に対する差別的偏見をなくし、植民地支配という悲劇の中にあるアジアを救うことこそ日本の役目なのだ」と言わしめた日本は、2年後、日露戦争勝利によって“白人絶対優位”という幻想から非白人種を解放したのだった。日本人が知らない世界史の真実。
目次
はじめに
第一章 私はコロンボ上空で敵と戦いました
-元日本海軍中尉・原田要氏の証言
スリランカ攻撃の意義
コロンボ空襲の先陣を切った
空中戦を演じたイギリス人と五十九年ぶりの再会
戦争は決してやるべきではない。
それでもあの戦争には意義があった
第二章 仏教・親日・独立
-ダルマパーラとジャヤワルダナと日本
二人の生涯と日本の関係
ダルマパーラの生涯-オルコット大佐と共に初来日
オルコット大佐との出逢い
ほとんど病の床で過ごした初来日
ブッダガヤの惨状に驚き復興運動を始める
シカゴ万国宗教大会で仏教の教えを説く
アナガーリカ・ダルマパーラを名乗る
反イギリス・反植民地支配を訴えていく
後の仏教的民族主義に大きな影響を与える
ジャヤワルダナの生涯-昭和天皇来島に胸を弾ませる
サンフランシスコ対日講和会議へ出席
仏陀の御言葉を引用して世界を動かし、日本を独立に導いた
吉田首相からの感謝の手紙
宮中晩餐会でのスピーチ
生涯日本を愛した
第三章 私は日本の賞賛者です
-サムソン・S・S・ウィジェシンハ氏の証言
日本が侵略戦争を行ったなどいうのはたわごとである
天皇制の下、日本は国力を増していった
日本はやむなく戦争を始めた
戦後アメリカが罪の意識を日本に植え付けた
戦前は、生活は気楽なものだった
スリランカはイギリスによる支配を自国の利益とした
スリランカはイギリスによって「征服」されてはいなかった
物質的に支配されたスリランカと精神的に支配された日本
スリランカ人の親日感情のルーツ
戦後の工業発展に日本の誇りを感じた
私の日本に対する気持ち
第四章 日本に感謝しなければならない
-ソマシリ・デヴェンドラ氏の証言
戦後の偉大な戦争について学ぶ
様々な国よる植民地支配
戦前の日本の意外な話
チャーチルが大戦中で最も恐れたコロンボ爆撃の意味
やってこなかった日本軍とクリスマス島の反乱
極秘活動をする一行の話
ラジオ昭南の放送を聞く
日本に感謝しなければならない
スリランカの独立を本当に喜んだ
日本が謝罪する必要はない
世界に向けて自国の主張をしていくべき
第五章 日本軍が戦ったから独立出来た
-ススリパーラ・デ・シルバ氏の証言
イギリス人は嫌いだった
シンガポールで日本軍の空襲に遭う
インド国民軍に入隊
諜報機関「光機関」に所属
光機関で出会った様々な人々
諜報訓練でタイへ向かう
難しい任務を遂行する
日本軍の敗戦間近、バンコクへ爆弾を運ぶ
日本軍が戦ったから独立出来た
第六章 両国には強い絆がある
-デシャマンニィ・P・R・アントニス氏の証言
貧しいが平和だった少年時代
日露戦争後と第二次世界大戦前の日本の印象
戦争が近づいてきた
戦時中も生活はあまり変わらなかった
とても嬉しかったスリランカの独立
ジャヤワルダナ初代大統領の日本擁護の演説
日本とのつながりを持つようになる
スリランカの歴史・シンハラ王朝の二つの時代
植民地時代の始まり
イギリス植民地支配への反乱
キリスト教を論破した仏教僧
スリランカ仏教を守ったオルコット大佐
スリランカ仏教と日本には強い絆がある
日本は天皇によって一つにまとめられている