朝鮮はなぜ独立できなかったのか 1919年 朝鮮人を愛した米宣教師の記録

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(税込価格:4,356円) |
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商品コード | 4434215735 |
著者 | アーサー・J・ブラウン 編集:桜の花出版編集部 |
ページ数 | 828ページ |
ISBN-13 | 9784434215735 |
発売日 | 2016/2/6 |
サイズ | 20.8 x 14.8 x 4.1 cm |
欧米人による日韓併合分析「朝鮮と満州南部が日本の影響下で発展することは良いことだった」
米国人のプロテスタント宣教師で神学博士のアーサー・J・ブラウン(1856~1963)が、1900年代初頭のアジア情勢を分析した貴重な当時の記録。イザベラ・バード著『朝鮮紀行』より圧倒的に情報量が多く、当時の様子が生き生きと伝わってくる。著者は、朝鮮人を心から愛しており、本書の至るところでその気持ちをくみ取ることが出来る。その著者が次のように述べていることは重要だ。「(日露戦争での)日本の勝利は、日本だけでなく、朝鮮、中国、そしておそらく世界に新しい時代をもたらし、極東政治の形勢を一変した。日本は、第一級の大国の一員として認められ、あらゆる場所で、ロシアの威光は弱まった。それは日本の指導下で、朝鮮が再建されることを 意味した。そして、人類の3分の1以上を占める極東の大勢の人々が、ロシアの有害な絶対主義の影響に呑(の)み込まれてしまうかもしれないという恐怖を、消し去ったのである。 私には、ロシアを否定することで、日本を称賛しようという意図はない。しかし、日本が極東でロシアの進出を食い止めたことは、 日本が西洋と接した半世紀の間に、ロシアが5世紀かけてなした発展よりも、もっと決定的に重要な進歩を成し遂げたということである。日本は完璧からはほど遠いが、朝鮮と満洲南部がロシアではなく日本の影響下で発展することは、人類にとって良いことだった」(本文234頁参照)